馬内侍
949-1011, 平安時代中期の歌人。中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。家集『馬内侍集』。勅撰集『拾遺和歌集』以下に43首入集
馬内侍(うまのないし、生没年不詳)は、平安時代中期の女流歌人。源時明の娘であるが、実父は時明の兄致明(むねあきら)と考えられている。中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人。
斎宮女御徽子女王(村上天皇女御)、円融天皇中宮媓子、賀茂斎院選子内親王、東三条院詮子(円融天皇女御)、一条天皇皇后定子に仕えた(定子立后の際に掌侍となった)。藤原朝光・藤原伊尹・藤原道隆・藤原道兼など権門の公家と恋愛関係があり、華やかな宮廷生活を送った。
「拾遺和歌集」以下の勅撰和歌集に入集。家集に「馬内侍集」がある。
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