雲村 俊慥(くもむら しゅんぞう、1934年4月3日[1] - 2021年6月5日[2])は、日本の作家。別名・沢村健。

人物・来歴

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新潟県五泉市村松生まれ[3]日本大学法学部新聞学科卒。

1957年光文社に入社し[3]、週刊「女性自身」、月刊「宝石」、文芸図書、各種の文庫編集部を歴任[3]

定年後、初めて執筆した『小説・仙壽院裕子―越後村松藩の維新』で第6回日本文芸家クラブ長編小説部門大賞を受賞[3]

江戸を歩く会会長。NHK文化センター歴史探訪の講師を担当する[3][4]

著書

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  • 『小説仙寿院裕子 越後村松藩の維新』新潟日報事業社, 1996.5
  • 『元禄の豹・堀部安兵衛廣済堂出版, 1999
  • 『大江戸怪盗伝』時代小説 (祥伝社文庫) 2003
  • 『江戸・東京散歩35選 半日で歩ける のんびり、ゆったり歴史情緒を楽しもう』(PHP文庫) 編著. 2004
  • 『「江戸・東京」歴史人物散歩 徳川家康から西郷隆盛まで、ゆかりの地を歩く』(PHP文庫) 2005
  • 『大奥の美女は踊る 徳川十五代のお家事情』(PHP新書) 2007
  • 『大奥のしきたり 豪華絵巻で楽しむ オールカラー』PHP研究所, 2007.12
  • 『江戸名所の謎』PHP研究所, 2009
  • 『討入り四十九士 赤穂浪士を助けた二人の剣豪』長編史伝小説 イースト・プレス, 2013.11

脚注

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  1. ^ 『文藝年鑑』2016
  2. ^ 「文藝家協会ニュース」12月
  3. ^ a b c d e 雲村俊慥 | 人名事典”. www.php.co.jp. PHP研究所. 2022年6月16日閲覧。
  4. ^ 『討入り四十九士』

関連項目

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