闇川橋梁
福島県会津若松市の闇川に架かる鉄道橋
概要
編集国鉄会津線(現・会津鉄道会津線)の上三寄駅(現芦ノ牧温泉駅) - 湯野上駅(現湯野上温泉駅)間の延伸工事に伴って、1932年(昭和7年)に完成した。上三寄駅 - 舟子信号場(現大川ダム公園駅)間の阿賀川(大川)支流である闇川に架かる全長51mの橋梁である(外部リンク参照)。
闇川は深い峡谷であり、中央に足場が作れなかったため、端部にカウンターウエイトを吊した跳ね出し桁をアンカーとして、カンチレバー式架設工法(張出し式架設工法)で架設した。
構造
編集周辺
編集その他
編集阿賀川(大川)と闇川の合流地点にある、本橋梁、旧国道121号の闇川橋(鋼製アーチ橋[2])、小谷砂防ダムを組み合わせた景観が素晴らしく、蒸気機関車(SL)牽引列車が運行されていた当時には鉄道ファンやカメラマンの有名撮影ポイントとなっていた。
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 歴史的鋼橋 闇川橋梁(土木学会) — 橋に関する詳細なデータがある。
座標: 北緯37度23分3.0秒 東経139度55分48.6秒 / 北緯37.384167度 東経139.930167度