鉄骨鉄筋コンクリート構造
(鉄骨鉄筋コンクリート造から転送)
鉄骨鉄筋コンクリート構造(てっこつてっきんコンクリートこうぞう)とは、鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete) の芯部に鉄骨を内蔵した建築の構造もしくは工法。英語の"steel reinforced concrete"の頭文字からSRC構造またはSRC造と略される。なお、SRCという名称は日本においては広く認知されているが、国際的にはconcrete encased steel beam/column(コンクリート被覆型鋼梁/柱)と呼ばれることもある。
概要
編集鉄骨で柱や梁等の骨組を組み、その周りに鉄筋を配筋してコンクリートを打ち込む。鉄筋コンクリート構造(RC構造)と鉄骨構造(S構造)の長所を兼ね備えているが、その分、コストは割高である。鉄筋コンクリート構造に比べて耐震性等に優れ、柱や梁の断面も小さくできるため、主として高層建築物に用いられる。