酒井伸和
日本のプロデューサー
酒井 伸和(さかい のぶかず、1971年[1] - )は、日本のプロデューサー。エイベックス・テクノロジーズ所属。略称は「nbkz」[2]。大阪府出身[1]。
さかい のぶかず 酒井 伸和 | |
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生誕 |
1971年(52 - 53歳) 日本・大阪府 |
別名 | nbkz |
出身校 | 室蘭工業大学大学院応用化学専攻 |
職業 | プロデューサー |
活動拠点 | エイベックス・テクノロジーズ |
室蘭工業大学大学院応用化学専攻修士課程修了[1]。2019年までminoriの代表取締役兼プロデューサーとして同ブランドのゲームで原作・監督・監修やテーマソングの作詞等を務めたほか、TYPE-MOONの「Fate/stay night」では背景に名を連ねた。コミックマーケット等の美少女ゲーム関係イベントや、新作発売前の販促活動でユーザーを対象としてトークを開き、自ブランドの内情や業界批評を話すことで一部に有名。
来歴
編集室蘭工業大学大学院を修了後にソフトバンクへ入社し、雑誌の編集者として活動する[1]。その後はフリーライターとして、コンピュータ関連の雑誌記事・書籍を執筆する[1]。1999年にマンガズー・ドット・コムへWebサイト編集者として入社[1]。2000年に編集部から制作部へ異動し、minoriブランドの立ち上げに携わる[1]。
2007年3月に行われた、コミックス・ウェーブのマネジメント・バイアウトにより、株式会社ミノリの代表取締役に就任[3]。
2019年にminoriでのソフトウェア制作を終了した後は[4]、エイベックス・テクノロジーズにてディレクターとして3Dアニメーション動画の制作に従事[5]。CEDEC 2020にて、新型コロナウイルス感染症によるリモートワーク環境下でのアニメーション制作技法について講演を行った[5][6]。
作詞提供
編集- 笠原弘子
- Feel on the wind.(2004年)
- 原田ひとみ
- 春 -feel coming spring-(2004年)
- とどけて、My Heart!(2006年)
- いつか、また(2006年)
- 悠久の翼(2006年)
- emotional flutter(2008年)
- ever forever(2008年)
- little explorer(2009年)
- echt forgather(2010年)
- The Brave Under The Summer Sky.(2012年)
- RUN.EVE.RUN(2014年)
- Cherish(2015年)
- Rendezvous(2016年)
- Tetra.(2017年)
- 桜井美鈴
- Be Catch!(2004年)
- 田口宏子
- I'm here
- ELISA
- euphoric field(2007年)
- ebullient future(2008年)
- Machico
- Magical Happy Show!(2011年)
- nerine
- 星を掴んで(2012年)
脚注
編集- ^ a b c d e f g 酒井伸和「アダルト美少女ゲームにおけるブランド戦略のメリット、デメリット」『CD-ROM fan.』第95号、株式会社毎日コミュニケーションズ(現・株式会社マイナビ)、2001年10月、70-71頁。
- ^ “平均年収は300万円以下?! 衰退化が止まらない美少女ゲーム業界の現状”. ビジネスジャーナル. p. 1 (2013年2月24日). 2013年6月22日閲覧。
- ^ 『コミックス・ウェーブ会社分割のお知らせ』(プレスリリース)株式会社コミックス・ウェーブ (Internet Archive)、2007年4月 。2013年1月2日閲覧。
- ^ “ゲームブランドのminoriがソフト制作を終了 新海誠「素敵なコンテンツをありがとう」”. ねとらぼ (2019年2月28日). 2022年11月6日閲覧。
- ^ a b “VR空間でアニメ制作!? エイベックス・テクノロジーズの次世代ツール「AniCast Maker」とは”. GAME Watch (2020年9月1日). 2022年11月6日閲覧。
- ^ 【CEDEC2020】AniCast Makerを用いた、ライブセッション式アニメーション制作技法~リモートワークによる制作事例~ - YouTube