西大伍

日本のサッカー選手

西 大伍(にし だいご、1987年8月28日 - )は、北海道札幌市清田区出身のプロサッカー選手Jリーグいわてグルージャ盛岡所属。ポジションはディフェンダーミッドフィールダー。元日本代表

西 大伍
名前
愛称 ダイゴ、WEST
カタカナ ニシ ダイゴ
ラテン文字 NISHI Daigo
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1987-08-28) 1987年8月28日(37歳)
出身地 北海道札幌市清田区
身長 176cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 いわてグルージャ盛岡
ポジション DF
背番号 22
利き足 右足
ユース
2000-2002 日本の旗 コンサドーレ札幌U-15(札幌市立真栄中学校
2003-2005 日本の旗 コンサドーレ札幌U-18(札幌清田高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2010 日本の旗 コンサドーレ札幌 73 (11)
2010 日本の旗 アルビレックス新潟(loan) 29 (1)
2011-2018 日本の旗 鹿島アントラーズ 221 (10)
2019-2020 日本の旗 ヴィッセル神戸 55 (1)
2021 日本の旗 浦和レッズ 25 (1)
2022-2023 日本の旗 北海道コンサドーレ札幌 15 (0)
2023 日本の旗 いわてグルージャ盛岡(loan) 9 (0)
2024- 日本の旗 いわてグルージャ盛岡
通算 427 (24)
代表歴2
2011-2019 日本の旗 日本 2 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年8月17日現在。
2. 2019年3月26日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj
西 大伍 Daigo Nishi
YouTube
チャンネル
活動期間 2022年4月1日 -
ジャンル サッカー
登録者数 3.61万人
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年8月19日時点。
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来歴

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プロ入り前

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コンサドーレ札幌U-15およびU-18で育った生え抜き選手。U-15時代はFWとしてハーフナー・マイクと2トップを組み、U-18時代にはトップ下やボランチといった中盤中央のポジションでプレーしていた。2005年には全日本ユース選手権に出場し、チームの準優勝に貢献した。

コンサドーレ札幌

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2006年藤田征也と共に[1] 札幌トップチームに昇格したが[2]、プロ入り当初は出場機会に恵まれず、2007年9月30日から札幌と提携を結ぶブラジルのECヴィトーリア岩沼俊介と共にサッカー留学[3]。当初は12月までの予定だったが、チームの主力の相次ぐ怪我を受けて10月24日に緊急帰国し[4]、3日後の10月27日に行われた愛媛FC戦で0-0の場面で途中投入されると、後半ロスタイムにプロ初得点を決め、このゴールによってチームは勝利した[5]2008年には3月30日柏レイソル戦での決勝点を筆頭に、通算3得点を後半アディショナルタイム(公式記録上は89分)に記録した。2009年はサイドハーフからサイドバックにコンバートされ、リーグ戦42試合に出場して自己最多となる7得点を記録した。

アルビレックス新潟

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2010年アルビレックス新潟期限付き移籍[6]。当初はMFの控えだったが、やがて右サイドバックのレギュラーに定着し、リーグ戦29試合に出場して1得点を記録。

鹿島アントラーズ

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2011年北海道コンサドーレ札幌から鹿島アントラーズに完全移籍。登録ポジションもMFからDFへ変更した。鹿島での活躍が認められ6月には自身初の代表にも選出された。

2014年には、ポルトガル1部リーグCSマリティモへ練習参加し、鹿島の練習始動日に遅れて参加したため、規律違反処分を受けた[7][8]12月9日8月2日J1第18節・サンフレッチェ広島戦(カシマサッカースタジアム)でコーナーキックからのダイレクトボレーで決めたゴールが、2014年の年間最優秀ゴールに選ばれた[9]

2015年から選手会長に就任。レギュラーとしてリーグ戦30試合に出場した。

2016年もレギュラーとして活躍し、2017年は自身初のJリーグベストイレブンを獲得した。

2018年シーズンでは、AFCチャンピオンズリーグで6試合2得点と活躍し、鹿島初のACL制覇に貢献した。

ヴィッセル神戸

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2019年、ヴィッセル神戸に完全移籍[10]。開幕戦からスタメンで出場し、3月にはチームメイトの山口蛍と共に代表復帰を果たした。また、神戸から日本代表が選出されるのは5年ぶりとなった[11]。翌年1月1日に行われた天皇杯決勝でスタメンとして出場し、クラブ史上初タイトル獲得に貢献した。

2020年シーズンもレギュラーとして出場し、ACLでもベスト4進出に貢献。

浦和レッズ

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2021年シーズンより、浦和レッズでプレーする事が発表された[12]。4月25日、第11節の大分トリニータ戦で移籍後初ゴールを決め、勝利に貢献した。

2022年1月12日、契約満了に伴い退団することが発表された。

北海道コンサドーレ札幌

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2022年1月16日、同日から始まった、古巣札幌の沖縄キャンプに自ら希望し練習生として参加していることが分かった[13]。2月4日、正式に加入が発表された[14][15]

いわてグルージャ盛岡

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2023年8月17日、J3リーグいわてグルージャ盛岡期限付き移籍で加入することが発表された[16]。2024年シーズンから完全移籍に移行[17]

日本代表

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2010年12月6日、アルベルト・ザッケローニ体制のAFCアジアカップ2011予備登録メンバーに選出。2011年6月1日、キリンカップペルー代表戦で代表初出場を果たした。

2014年10月1日、ハビエル・アギーレ体制で、代表復帰を果たすも出場機会は無かった。2017年12月、ヴァイッド・ハリルホジッチ体制のEAFF E-1サッカー選手権2017メンバーにも選出されたが、負傷辞退。

2019年3月、森保一体制で代表復帰。同月26日に行われたボリビア代表戦に出場し、前回代表で出場してから2855日ぶりの試合出場は、Jリーグ発足後最長ブランク記録となった[18]

人物・エピソード

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  • 小学六年生の時に大泉洋木村洋二が司会を務めているバラエティ番組「1×8いこうよ!」(札幌テレビ)の放送開始時の企画「1×8無差別オーディション2000」にリフティングの達人として登場、「1×8スター誕生~無差別オーディション2013~」開催時にはあの人は今として鹿島を訪れている。
  • コンサドーレ札幌のオフィシャルダンスドリルチーム・コンサドールズに所属している西桜子は実妹で、2009年と2010年に「キャプテン」を務めた[19]
  • 釣りが趣味。
  • 千葉和彦荒野拓馬早川史哉とともにYoutubeチャンネルを運営している。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2006 札幌 27 J2 0 0 - 0 0 0 0
2007 5 1 - 0 0 5 1
2008 22 J1 27 3 6 0 1 0 34 3
2009 J2 41 7 - 1 0 42 7
2010 新潟 J1 29 1 6 0 3 0 38 1
2011 鹿島 30 1 0 0 1 0 31 1
2012 30 1 10 0 5 0 45 1
2013 29 0 8 0 1 0 38 0
2014 23 3 2 0 1 0 26 3
2015 30 0 5 0 1 0 36 0
2016 26 1 6 0 3 0 35 1
2017 30 1 1 0 2 1 33 2
2018 23 3 3 1 4 1 30 5
2019 神戸 29 0 4 0 3 0 36 0
2020 26 1 1 0 - 27 1
2021 浦和 8 25 1 6 0 2 0 33 1
2022 札幌 20 13 0 7 0 1 0 21 0
2023 22 2 0 5 0 2 0 9 0
岩手 99 J3 9 0 - - 9 0
2024 22
通算 日本 J1 372 16 70 1 30 2 472 19
日本 J2 46 8 - 1 0 47 8
日本 J3 9 0 - - 9 0
総通算 427 24 70 1 31 2 528 27
国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2011 鹿島 22 3 0 -
2015 6 0 -
2016 - 4 0
2017 6 0 -
2018 6 2 3 0
2020 神戸 6[注釈 1] 1 -
通算 AFC 27 3 7 0

その他の国際公式戦

出場歴

タイトル

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クラブ

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コンサドーレ札幌
鹿島アントラーズ
ヴィッセル神戸
  • 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会:1回(2019年
  • FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2020年
浦和レッズ
  • 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会:1回(2021年

個人

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代表歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 2試合 0得点(2011年 -2019年)


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2011 1 0
2019 1 0
通算 2 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦相手 結果 大会
1. 2011年6月1日   新潟 デンカビックスワンスタジアム   ペルー △0-0[20] キリンカップサッカー2011
2. 2019年3月26日   神戸 ノエビアスタジアム神戸   ボリビア ○1-0[21] キリンチャレンジカップ2019

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 実際には計7試合に出場したが、第1節のジョホール・ダルル・タクジムFC戦が無効試合となった。

出典

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  1. ^ 2006年度 新加入選手記者会見(日本語) - コンサドーレ札幌オフィシャルニュースリリース(2006年1月11日)
  2. ^ コンサドーレ札幌ユース・U-18 西 大伍 選手2006年 新加入内定のお知らせ(日本語) - コンサドーレ札幌オフィシャルニュースリリース(2005年12月7日)
  3. ^ コンサドーレ札幌 西大伍選手・岩沼俊介選手 ブラジル留学について(日本語) - コンサドーレ札幌オフィシャルニュースリリース(2007年9月27日)
  4. ^ J2札幌MF西が緊急帰還で切り札に(日本語) - 日刊スポーツ(2007年10月27日)
  5. ^ 札幌昇格見えた!西がロスタイム弾/J2(日本語) - 日刊スポーツ(2007年10月28日)
  6. ^ コンサドーレ札幌 西大伍選手 アルビレックス新潟へ期限付き移籍のお知らせ(日本語) - コンサドーレ札幌オフィシャルニュースリリース(2009年12月16日)
  7. ^ 西大伍選手への処分について (2014年1月31日)
  8. ^ 鹿島DF西 ポルトガル1部マリティモの練習に参加 スポニチ Sponichi Annex
  9. ^ 西選手 最優秀ゴール賞受賞のお知らせ (2014年12月9日)
  10. ^ 鹿島アントラーズよりDF西大伍選手 完全移籍加入のお知らせ (2019年1月7日)
  11. ^ 西大伍と山口蛍が日本代表復帰 神戸から5年ぶり 日刊スポーツ 2019年3月14日
  12. ^ 西 大伍選手 完全移籍加入のお知らせ 浦和レッドダイヤモンズ 2020年12月28日
  13. ^ 浦和退団の西大伍が札幌キャンプに練習生参加 古巣復帰も視野か 日刊スポーツ 2022年1月16日
  14. ^ 西大伍 選手 完全移籍加入のお知らせ 北海道コンサドーレ札幌 2022年2月4日
  15. ^ 13年ぶり札幌復帰の西大伍「練習生としてプレー刺激的」三上GM「構想上では最終ライン」”. 日刊スポーツ (2022年2月5日). 2022年2月5日閲覧。
  16. ^ 【チーム】西大伍選手 北海道コンサドーレ札幌より期限付き移籍加入のお知らせ”. いわてグルージャ盛岡オフィシャルサイト (2023年8月17日). 2023年8月17日閲覧。
  17. ^ 【チーム】西大伍選手 北海道コンサドーレ札幌より完全移籍加入のお知らせ”. いわてグルージャ盛岡 オフィシャルサイト (2024年1月9日). 2024年1月9日閲覧。
  18. ^ 31歳西“ベテランの味”魅せる!2855日ぶり代表戦出場へ「落ち着いてる」 スポニチ 2019年3月25日
  19. ^ J2:第30節 札幌 vs 岡山(日本語) - J's GOAL(2009年7月25日)
  20. ^ 代表TIMELINE”. samuraiblue.jp. 2021年4月11日閲覧。
  21. ^ スタメン/試合結果”. www.jfa.jp. 2021年4月11日閲覧。

外部リンク

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