虚雲
虚雲(きょうん、1840年9月5日 - 1959年10月13日)は、中国の禅僧[1][2]。名は古巌、字は徳清、法名は虚雲。福建省泉州府晋江県出身で俗姓は蕭氏。身兼臨済宗(第四十三世)・潙仰宗(第8世祖)・曹洞宗(第四十七世)・法眼宗(第8世祖)・雲門宗(第十二世祖)五宗法脈[3]。
虚雲 | |
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1840年9月5日-1959年10月13日 | |
名 | 古岩 |
号 | 虚雲 |
生地 | 福建省泉州府晋江県 |
没地 | 江西省雲居山真如寺 |
宗派 | 禅宗 |
師 |
常開 妙蓮 |
弟子 | 本煥、佛源、浄慧、伝印、一誠 |
略歴
編集1840年9月5日、福建省泉州府晋江県に生まれた。本貫は湖南省長沙府湘郷県。19歳で福建省鼓山湧泉寺にて出家得度、常開師事。妙蓮師のもとで具足戒を受ける。1892年、妙蓮は、虚雲に臨済宗衣法を授けた。耀成和尚は、虚雲に曹洞宗衣法を授けた。
27歳以後、浙江省天台山・陝西省終南山・四川省峨眉山・西蔵ラサの名山古寺などで禅宗の教学を学ぶ。1901年(光緒27年)終南山駐錫。1909年(宣統元年)鶏足山護国祝聖寺駐錫。のち、雲南省昆明華亭寺、曹渓六祖道場南華寺駐錫。寺には住まなかったが再興に尽力した。1942年冬、陪都重慶市主持護国息災大悲法会。1943年冬、粤北乳源県雲門山大覚禅寺。寺には住まなかったが再興に尽力した。
1952年4月、北京市遠征。11月北京中国仏教協会発起。1953年6月3日、中国仏教協会創立、名誉会長に就任。全国政協委員に当選。
著作
編集- 『楞厳経玄要』
- 『法華経略疏』
- 『遺教経注釈』
- 『円覚経支義』
- 『心経解』
脚注
編集- ^ “【民国四大高僧】虚雲法師” (中国語). 大公網. (2012年11月1日)
- ^ “虚雲和尚拒絶召見:毛澤東要皈依叫他親自来” (中国語). 鳳凰網. (2013年7月17日)
- ^ “修行的力量——禅門泰斗虚雲老和尚的真実往事” (中国語). 大公網. (2014年5月28日)