網易雲音楽
網易雲音楽(ネットイース・クラウド・ミュージック、中国語: 网易云音乐、ワンイーユィンインユエ、英語:NetEase Cloud Music)は、網易が所有する中華人民共和国の音楽プラットフォームである[1]。2017年時点でプラットフォームユーザー数は3億人を超えている[2]。また、ユーザーが作成したプレイリスト(楽曲リスト)は4億曲、ユーザーのコメントは4億件を超えた[3]。
開発元 | 網易 |
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初版 | 2013年4月23日 |
対応OS |
Microsoft Windows macOS Linux iOS iPadOS Android ウェブページ |
対応言語 |
中国語(簡体字) 英語アプリのみ |
ライセンス | フリーウェア |
公式サイト | music.163.com |
歴史
編集2017年2月27日、エイベックス(avex)と独占的音楽著作権を取得、また、戦略的パートナーシップを締結し中国での日本音楽の流通とライセンス供与を共同で推進すると発表した。[5]
2018年2月9日、テンセント・ミュージックと共に著作権相互付与協力に達し、同年4月5日に協力を停止した[6]。同年3月6日、アリババグループのAliMusicと共に著作権相互付与協力に達した[6]。
2018年8月、小米音楽と共に著作権サブライセンス協力に達した[6]。
2019年6月11日、2019フォーブス中国の最も革新的な企業リスト(中国語: 2019福布斯中国最具创新力企业榜)に選ばれた[7]。
特徴
編集権利者との契約に基づき、中国本土以外からは再生できないようになっている。ただし、一部の楽曲は日本からでも再生できる。
主な有名歌手の楽曲の一部の再生については、有料会員サービスであるVIPメンバーへの加入が必要となっている。
使用方法
編集Microsoft WindowsおよびmacOSでは、ウェブブラウザでは一部の機能が制限されており、完全な利用にはアプリのインストールが必要になる。
iOS版およびiPadOS版はApp Storeからのアプリの入手がApple Accountの国または地域名が中国本土に設定されている場合のみに限定されている。
脚注
編集- ^ “ネットイース傘下の音楽プラットフォームが活発な動き、ワーナー・チャペル音楽出版と提携”. 36Kr Japan (2020年5月22日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月24日閲覧。
- ^ “NetEase Cloud Music Completes A Round Financing of RMB 750 Million, Sending It into the "Unicorn Club" with an Estimated Value of RMB 8 Billion”. PR Newswire. Cision US Inc. (2017年4月11日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月24日閲覧。
- ^ “网易云音乐用户数突破4亿 宣布与KKBOX达成战略合作” (英語). m.sohu.com. 2022年11月20日閲覧。
- ^ “2021:网易云音乐产品体验分析报告”. 人人都是产品经理. 捜狐 (2021年4月19日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月24日閲覧。
- ^ 网易 (2017年2月27日). “网易云音乐获日本最大娱乐集团独家音乐版权”. www.163.com. 2022年11月20日閲覧。
- ^ a b c “网易云音乐发长文称多个功能被“狗化”,酷狗音乐副总裁隔空回应”. 亿欧. 捜狐 (2021年2月2日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月24日閲覧。
- ^ “2019福布斯中国最具创新力企业榜今日在蓉发布”. 四川新聞網 (2019年6月11日). 2021年6月24日閲覧。
- ^ “网易云音乐获阿里巴巴领投7亿美元融资 在线音乐两强格局形成”. 掌精彩天下. 捜狐 (2019年9月6日). 2021年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月24日閲覧。
- ^ 新浪科技 (2021年12月2日). “网易云音乐正式登陆港交所:发行价205港元 首日平开”. finance.sina.com.cn. 2022年11月20日閲覧。