細川師氏
細川 師氏(ほそかわ もろうじ)は、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての武将。官位は従五位下・掃部助、淡路守。淡路国守護。細川淡路守護家初代当主。
時代 | 鎌倉時代後期 - 南北朝時代 |
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生誕 | 正安6年(1305年) |
死没 | 正平3年/貞和4年5月23日(1348年6月20日) |
別名 | 彦四郎(通称) |
官位 | 従五位下掃部助、淡路守 |
幕府 | 室町幕府 淡路守護 |
主君 | 足利尊氏 |
氏族 | 細川淡路守護家 |
父母 | 父:細川公頼 |
兄弟 | 和氏、頼春、師氏 |
子 | 氏春、信氏 |
生涯
編集細川公頼の子として誕生。三河国細川郷(現在の愛知県岡崎市細川町)出身。
元弘の乱では足利尊氏に従い、倒幕に参加。建武政権では尊氏の弟・直義に随行して鎌倉へ下り、中先代の乱でも戦う。室町幕府成立後は淡路守護に任じられ、南朝方の宇原氏を征討した(立河瀬合戦)。以後師氏の子孫が淡路守護を務める(淡路守護家)。
正平2年/貞和3年(1347年)には南朝に鞍替えしていた飽浦信胤の拠る小豆島を攻め、信胤を屈服させ同島を細川氏領としている。