第9施設群
第9施設群(だいきゅうしせつぐん、英:JGSDF 9th Engineer Group(Construction))は、福岡県小郡市の小郡駐屯地に群本部が駐屯する陸上自衛隊第5施設団隷下の施設科部隊である。さまざまな災害派遣や国際貢献活動で活躍している。災害派遣担任区域は福岡県筑後地方北部の2市2町1村である。
第9施設群 | |
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創設 | 1973年(昭和48年)8月1日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 群 |
兵科 | 施設科 |
所在地 | 福岡県 小郡市 |
編成地 | 小郡 |
上級単位 | 第5施設団 |
担当地域 | 福岡県筑後地方北部、九州 |
沿革
編集施設教育隊
- 1952年(昭和27年)
- 10月:施設教育隊が鹿屋駐屯地に新編。
- 11月22日:施設教育隊が第535施設大隊に称号変更。
独立第535施設大隊
第106施設大隊
- 1954年(昭和29年)
- 7月1日:陸上自衛隊発足により、独立第535施設大隊が第106施設大隊に称号変更。
- 9月25日:第106施設大隊が第2施設群隷下に編入。
- 1961年(昭和36年)8月17日:第2施設群が第5施設団隷下に編入。
第9施設群
- 1981年(昭和56年)3月25日:第305ダンプ車両中隊を団直轄へ。
- 1989年(平成元年)3月24日:第305地区施設隊を第345施設中隊(都城駐屯地)に改編。群本部中隊を本部管理中隊に改編。
- 1991年(平成 3年)3月29日:第303施設器材中隊(小郡駐屯地)を廃止[1]。
- 2003年(平成15年)3月27日:後方支援体制移行に伴い、本部管理中隊整備小隊を廃止し、整備部門を西部方面後方支援隊第103施設直接支援大隊第2直接支援中隊に移管。
- 2005年(平成17年)3月28日:機能別中隊に改編[2]。
- 第323施設中隊~第325施設中隊(小郡駐屯地)、第345施設中隊(都城駐屯地)を廃止。
- 第373施設中隊~第375施設中隊を小郡駐屯地に、第376施設中隊を都城駐屯地に新編。
- 2008年(平成20年)3月26日:第4施設群隷下の第303水際障害中隊が宇都宮駐屯地から移駐し、第9施設群隷下に編合。
- 2011年(平成23年)8月7日:第5次ハイチ派遣国際救援隊が出国。
- 2012年(平成24年)2月29日:第5次ハイチ派遣国際救援隊が帰国。
- 2013年(平成25年)3月26日:部隊改編。
- 第373施設中隊及び第374施設中隊(小郡駐屯地)を廃止し、第391施設中隊を小郡駐屯地に新編[3]。
- 第303水際障害中隊(小郡駐屯地)を第5施設団直轄部隊に編成替え。
部隊編成・駐屯地
編集- 編成
- 第9施設群本部
- 本部管理中隊「9施群-本」
- 第375施設中隊「375施」(機動支援)
- 第376施設中隊「376施」(交通)
- 第391施設中隊「391施」(築城・障害)
- 駐屯地
整備支援部隊
編集主要幹部
編集官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第9施設群長 | 1等陸佐 | 持田将貴 | 2022年 | 8月 1日陸上自衛隊教育訓練研究本部研究員 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
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1 | 正田弘 | 1973年 | 8月 1日 - 1975年 7月15日第5施設団本部付 | 東部方面総監部総務課勤務 |
2 | 高瀬健治 | 1975年 | 7月16日 - 1978年 3月15日第1施設団本部高級幕僚 | 陸上自衛隊施設学校付 |
3 | 犬飼操 | 1978年 | 3月16日 - 1980年 3月16日防衛大学校教授 | 陸上自衛隊施設補給処企画室長 |
4 | 内藤勝義 | 1980年 | 3月17日 - 1982年 8月 1日陸上自衛隊施設補給処保管部長 | 陸上自衛隊施設補給処技術部長 |
5 | 岡村充矩 | 1982年 | 8月 2日 - 1984年 7月31日陸上自衛隊調査学校学校教官 | 陸上自衛隊施設学校研究員 |
6 | 上橋元治 | 1984年 | 8月 1日 - 1986年 7月31日陸上幕僚監部人事部人事計画課勤務 | 第1師団司令部監察官 |
7 | 杉浦寛次郎 | 1986年 | 8月 1日 - 1988年 7月31日中部方面総監部装備部施設課長 | 陸上自衛隊九州地区補給処 健軍支処長 |
8 | 園部宏明 | 1988年 | 8月 1日 - 1990年 7月31日防衛庁防衛局調査第1課勤務 | 陸上幕僚監部調査部調査第2課長 |
9 | 猪狩榮勇 | 1990年 | 8月 1日 - 1992年 8月 2日陸上自衛隊施設学校研究員 | 第3教育団副団長 |
10 | 中野遵 | 1992年 | 8月 3日 - 1995年 3月31日陸上幕僚監部装備部施設課 器材班長 |
陸上自衛隊施設学校教育部長 |
11 | 藤井敬文 | 1995年 | 4月 1日 - 1999年11月30日東北方面総監部装備部施設課長 | 第4師団司令部付 |
12 | 池野正男 | 1999年12月 | 1日 - 2002年 3月29日東部方面総監部装備部施設課長 | 第1施設団副団長 |
13 | 小森宏 | 2002年 | 3月30日 - 2004年 8月29日陸上幕僚監部装備部施設課 建設班長 |
自衛隊旭川地方連絡部長 |
14 | 赤松雅文 | 2004年 | 8月30日 - 2005年 7月27日陸上幕僚監部防衛部 情報通信・研究課研究班長 |
陸上幕僚監部人事部厚生課長 |
15 | 安田茂 | 2005年 | 7月28日 - 2008年 7月31日陸上自衛隊補給統制本部施設部 補給計画課長 |
陸上自衛隊補給統制本部施設部長 |
16 | 小瀬幹雄 | 2008年 | 8月 1日 - 2011年 4月18日陸上幕僚監部人事部人事計画課 制度班長 |
陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
17 | 橋本功一 | 2011年 | 4月19日 - 2011年 8月 6日中部方面総監部装備部施設課長 | ハイチ派遣国際救援隊付 |
2012年 | 3月 1日 - 2012年12月 3日ハイチ派遣国際救援隊付 | 練馬駐屯地業務隊長 | ||
18 | 角謙二 | 2012年12月 | 4日 - 2014年12月18日陸上幕僚監部衛生部企画室勤務 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
19 | 大西昌弘 | 2014年12月19日 - 2016年12月19日 | 陸上自衛隊研究本部研究員 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 |
20 | 山本真也 | 2016年12月20日 - 2018年11月30日 | 東部方面総監部装備部施設課長 | 第1施設団副団長 |
21 | 野村和弘 | 2018年12月 | 1日 - 2020年 7月31日陸上総隊司令部運用部防衛課長 | 陸上幕僚監部人事教育部 人事教育計画課勤務 |
22 | 建部広喜 | 2020年 | 8月 1日 - 2022年 7月31日陸上幕僚監部防衛部施設課建設班長 | 陸上自衛隊教育訓練研究本部勤務 |
23 | 持田将貴 | 2022年 | 8月 1日 -陸上自衛隊教育訓練研究本部研究員 |
主要装備
編集警備隊区
編集脚注
編集- ^ 朝雲新聞(1991年3月7日付)
- ^ 全国の施設群で6番目。従来中隊は、同一編成であったが、この改編にて築城・障害・機動支援・交通の機能編成に改められた。
- ^ 広報誌 鎮西 562号(平成25年4月30日)
出典
編集- “防衛省人事発令”. 2014年12月19日閲覧。