窯町 (瀬戸市)
愛知県瀬戸市の地名
窯町(かままち)は、愛知県瀬戸市下品野連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
窯町 | |
---|---|
窯町・東山二集会所 | |
北緯35度14分27.7秒 東経137度7分41.4秒 / 北緯35.241028度 東経137.128167度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 瀬戸市 |
地区[1] | 下品野連区 |
町名制定[2] | 1965年(昭和40年)5月1日 |
面積 | |
• 合計 | 0.581429641 km2 |
標高 | 201.1 m |
人口 | |
• 合計 | 2,006人 |
• 密度 | 3,500人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
480-1219[6] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[7] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
地理
編集- 瀬戸市の中央部に位置する[8]。西から北を品野町、東を鳥原町、南を馬ケ城町・五位塚町と隣接している[8]。
- 丘陵斜面に古いモロ(工場)や窯場が築かれ、エンゴロ(匣鉢)やタナ板などの窯材を利用した石垣や塀の民家が集中する[8]。
- 近年、県道沿いの二又池周辺、五位塚町に隣接する丘陵地に新興住宅地が増加している[8]。
河川
編集- 鳥原川(水野川支流) : 町の北端部、鳥原町・品野町との町境を西流している。
- 南鳥原川(鳥原川支流) : 町の東部を北流し、北東端で鳥原川に注ぎ込んでいる。
- 南洞川(鳥原川支流) : 町の中央部を北流し、北東端で鳥原川に注ぎ込んでいる。
池沼
編集- 二又池 : 町の南部にある。
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 瀬戸市立下品野小学校 | 瀬戸市立品野中学校 | 尾張学区 |
歴史
編集町名の由来
編集尾張藩の御用窯があったとされるところからつけられたといわれる[11]。
沿革
編集世帯数と人口
編集2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
窯町 | 882世帯 | 2,006人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 2,081人 | [12] | |
2000年(平成12年) | 2,121人 | [13] | |
2005年(平成17年) | 2,008人 | [14] | |
2010年(平成22年) | 1,946人 | [15] | |
2015年(平成27年) | 1,799人 | [16] | |
2020年(令和2年) | 1,904人 | [17] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 593世帯 | [12] | |
2000年(平成12年) | 629世帯 | [13] | |
2005年(平成17年) | 637世帯 | [14] | |
2010年(平成22年) | 675世帯 | [15] | |
2015年(平成27年) | 675世帯 | [16] | |
2020年(令和2年) | 747世帯 | [17] |
交通
編集鉄道
編集町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。
バス
編集- 道の駅しなの - しなのバスセンター - 岩屋堂 系統 : 窯東山バス停・二又池北バス停・窯町バス停
道路
編集愛知県道22号瀬戸環状線 : 町の北部を東西に通っている。
施設
編集- 秋葉神社
- オンリーワン陶芸教室 (有限会社加山) : 出張体験、工房体験教室、絵付(染付)体験、ブライダルギフト制作と様々なシチュエーションに対応している陶芸教室[18]。
- ガラススタジオデルタスⅡ : ガラス教室も兼ねたギャラリー[19]。陶芸の窯を作ってガラス作りを行っており、瀬戸ならではのガラスと陶器の融合した作品づくりをしている[19]。
- 窯町Iちびっこ広場 : 町の中央部にある小さな公園。ブランコ・すべり台・砂場がある。
- 窯町IIちびっこ広場 : 町の中央部にある小さな公園。ブランコ・すべり台・砂場がある。
- 窯町IIIちびっこ広場 : 町の東部にある小さな公園。鉄棒・すべり台・ジャングルジムがある。
- 窯町IVちびっこ広場 : 町の中央部にある小さな公園。すべり台とスプリング遊具がある。
- 窯町Vちびっこ広場 : 町の西部にある小さな公園。鉄棒とすべり台がある。
- 窯町VIちびっこ広場 : 町の南部にある小さな公園。鉄棒とすべり台がある。
- 窯町VIIちびっこ広場 : 町の西部にある小さな公園。すべり台がある。
- 二又池防災広場 : 町の南部、二又池の東部に整備された防災広場。敷地内に東山三集会所がある。
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集出典
編集- ^ “町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ a b 瀬戸市 1965.
- ^ “愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2022年12月26日閲覧。
- ^ “瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年11月23日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯 令和6年2月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年2月5日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2022年12月26日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年12月26日閲覧。
- ^ a b c d 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 1696–1697.
- ^ “町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2022年12月26日閲覧。
- ^ 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 2020, p. 177.
- ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月26日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月26日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月26日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月26日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月26日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年12月26日閲覧。
- ^ “オンリーワン陶芸教室 (有限会社加山) - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年12月26日閲覧。
- ^ a b “ガラススタジオデルタスⅡ - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年12月26日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版 愛知県” (PDF). 日本郵便. p. 11. 2022年12月26日閲覧。
参考文献
編集- 瀬戸市 編『昭和40年5月1日施行 町名設定調書(品野地区)』瀬戸市、1965年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
- 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。
関連項目
編集外部リンク
編集- 瀬戸市ホームページ
- コミュニティバス利用案内 | 瀬戸市ホームページ
- ウィキメディア・コモンズには、窯町 (瀬戸市)に関するカテゴリがあります。