福原正弘
福原 正弘(ふくはら まさひろ、1941年[1]11月29日[2] - 2004年8月11日)は、日本の人文地理学研究者、大妻女子大学教授[3]。
経歴
編集兵庫県[1]尼崎市生まれ[4]。1967年、東京大学教養学部を卒業し、三井銀行に入行した[4]。
三井銀行では、店舗企画部副部長[6]や、業務部調査役などを歴任したが、その後、退職して恵泉女学園大学人文学部教授に転じた[1][7]。
1992年に[4]大妻女子大社会情報学部教授となった[1]。 この間、さくら総合研究所では主席研究員、顧問を歴任した[4]。
主な著書
編集- 経済成長と銀行店舗、古今書院、1981年
- 銀行店舗:金融自由化への対応、金融財政事情研究会、1984年
- 都銀の店舗戦略、金融財政事情研究会、1987年
- 身近な地理学、古今書院、1996年
- ニュータウンは今:40年目の夢と現実、東京新聞出版局、1998年
- 甦れニュータウン:交流による再生を求めて、古今書院、2001年
脚注
編集- ^ a b c d “個人典拠詳細、福原 正弘”. 逗子市立図書館. 2015年9月5日閲覧。
- ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、934頁。
- ^ 共同通信 (2004年8月11日). “福原正弘氏死去 大妻女子大教授、人文地理学”. 全国新聞ネット. 2015年9月5日閲覧。
- ^ a b c d “甦れニュータウン―交流による再生を求めて 福原正弘”. 紀伊国屋書店. 2015年9月5日閲覧。
- ^ 福原正弘『大都市地域構造の研究』(理学博士 甲第3312号論文)東京大学、1974年。 NAID 500000366671 。
- ^ “学会活動報告 最近の活動報告 1987(昭和62)年度研究例会”. 関東都市学会. 2015年9月5日閲覧。
- ^ 1990年度の時点で恵泉女学園大学人文学部教授となっていた。:福原正弘(編)「<研究ノート>隔絶山村「秋山郷」の変貌」『恵泉女学園大学人文学部紀要』第3巻、恵泉女学園大学、1991年1月、74頁、CRID 1050001337604024192。「...をフィールドとして、本学日本文化学科3年生14名の現地調査レポートを指導教官(福原)が編集したものである。」:論文掲載号の奥付ページには「恵泉女学園大学教授」と表記されている。