相模原市立博物館
神奈川県相模原市中央区にある博物館
相模原市立博物館(さがみはらしりつはくぶつかん)は、神奈川県相模原市中央区にある市立博物館である。
相模原市立博物館 SAGAMIHARA CITY MUSEUM | |
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相模原市立博物館 (2010年7月30日撮影) | |
施設情報 | |
事業主体 | 相模原市 |
延床面積 | 9,510.24m2[1] |
開館 | 1995年11月20日[1] |
所在地 |
〒252-0221 神奈川県相模原市中央区高根3-1-15 |
位置 | 北緯35度33分33.37秒 東経139度23分35.02秒 / 北緯35.5592694度 東経139.3930611度座標: 北緯35度33分33.37秒 東経139度23分35.02秒 / 北緯35.5592694度 東経139.3930611度 |
外部リンク | 相模原市立博物館 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集1995年(平成7年)11月20日に開館した。建物内に常設展示室、特別展示室、天文展示室、プラネタリウム、会議室、売店などがある。入館は無料、プラネタリウムのみ有料、駐車場約100台分は無料である。
常設展示では、相模野台地の成り立ちに始まり、旧石器時代から現代にいたる郷土の歴史や自然・文化を、地質学資料・考古資料・歴史資料・民俗資料・自然史資料・ジオラマを豊富に駆使して解説する[2]。
通りを挟んで博物館の南東隣にはJAXA相模原キャンパス宇宙科学研究所があり、例年7月下旬に行われる特別公開は、JAXA相模原キャンパスと連携している[3]。2010年(平成22年)7月30日と31日は、小惑星探査機はやぶさのカプセルを公開して、プラネタリウム番組「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を上映した。
2021年(令和3年)3月12日から16日には、はやぶさ2が小惑星リュウグウからサンプルリターンした資料を格納したカプセルを公開した[4]。また2021年(令和3年)12月6日から12日には、カプセル内から回収されたリュウグウのサンプルを一般公開した[5]。
交通
編集ギャラリー
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公道から博物館を見る(2010年7月30日撮影)
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博物館入口(2010年7月30日撮影)
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小惑星探査機「はやぶさ」(2010年7月30日撮影)
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同左(2010年7月30日撮影)
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同左(2010年7月30日撮影)
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博物館にて一般公開された小惑星リュウグウのサンプル(2021年12月9日撮影)
キャラクター
編集- おびのっち - 土偶のような姿の公式キャラクター。相模原市緑区澤井の大日野原遺跡(おびのっぱらいせき)から出土した縄文土器「土偶付深鉢形土器」(相模原市指定有形文化財、常設展示室にて展示)の口縁部に付く土偶型装飾がモデル[6]。
- さがぽん - タヌキ。もとは子ども向けのプラネタリウム番組用のキャラクターであったが、人気が出たためその後も残り、缶バッジや塗り絵などグッズ化した[7]。館の公式ツイッターを担当[8]。
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大日野原遺跡出土 土偶装飾付深鉢形土器
脚注
編集- ^ a b “相模原市立博物館年報 平成30年度” (PDF). 相模原市立博物館. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “展示・施設案内”. 相模原市立博物館. 2022年2月16日閲覧。
- ^ “博物館概要”. 相模原市立博物館. 2022年2月16日閲覧。
- ^ “「はやぶさ2」帰還カプセルを世界初公開します(相模原市発表資料)”. 相模原市 (2021年2月22日). 2022年2月16日閲覧。
- ^ “小惑星リュウグウのサンプルを市内で一般公開しました(小惑星探査機「はやぶさ2」特設ページ)”. 相模原市 (2021年12月28日). 2022年2月16日閲覧。
- ^ “おびのっち”. 相模原市立博物館. 2022年2月16日閲覧。
- ^ “What’s さがぽん?”. 相模原市立博物館の職員ブログ (2012年1月21日). 2022年2月16日閲覧。
- ^ “相模原市立博物館ツイッター”. 相模原市立博物館. 2022年2月16日閲覧。
外部リンク
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