目黒鹿鳴館
目黒鹿鳴館(めぐろろくめいかん、Rock-May-Kan)は、東京都目黒区目黒にあるライブハウス。
目黒鹿鳴館 Rock-May-Kan | |
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情報 | |
通称 | 鹿鳴館 |
開館 | 1980年 |
収容人員 | オールスタンディング:250人 |
用途 | ライブハウス |
所在地 |
〒153-0063 東京都目黒区目黒1丁目5-17 山﨑ビルB1F |
位置 | 北緯35度38分5.1秒 東経139度42分45.7秒 / 北緯35.634750度 東経139.712694度座標: 北緯35度38分5.1秒 東経139度42分45.7秒 / 北緯35.634750度 東経139.712694度 |
最寄駅 | JR山手線・目黒駅徒歩約5分 |
最寄バス停 |
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外部リンク |
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概要
編集1980年にオープンし、老舗のライブハウスと称される[1]。オープン初期に米米CLUB、THE MODS等が、1980年代に44MAGNUM、DEAD END、X(のちのX JAPAN)、D'ERLANGER、ZI:KILL、AION等、1990年代にLUNA SEA、GLAY、MALICE MIZER、PENICILLIN等がインディーズ時代に活動拠点にし、DIR EN GREY、MUCC、MERRY、シド、ガゼット等、後にメジャーデビューしたバンドの原点の場所やメタルの聖地と評されることもあるライブハウスである。
2010年に結成し後に世界規模で公演を行うことになるBABYMETALにとって最初のワンマンライブが2012年7月21日に目黒鹿鳴館で行われており、それ以降はアイドルのライブも増えている。
2010年3月19日・20日、鹿鳴館オープン30周年記念ライブイベント「鹿鳴館伝説〜LEGEND OF ROCK MAY KAN〜」がJCBホールで開催され、19日公演にMUCC、MERRY、Phantasmagoria、Versailles、20日公演に44MAGNUM、DEAD END、D'ERLANGERが出演[2]。第2弾として2012年11月15日に「鹿鳴館伝説PARTII〜LEGEND OF ROCK MAY KAN〜」がTOKYO DOME CITY HALLで開催され、Plastic Tree、Creature Creature、MERRY、lynch.が出演[3]。
2012年10月、リニューアルオープン。客席が撤去されオールスタンディングになった。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により2020年に日本各地のライブハウスが経営危機に陥った際には、BABYMETALなど目黒鹿鳴館に縁のある複数のバンド・グループとそのファンから、経営支援の助言や共同プロジェクトの実施提案が寄せられた[4]。
2023年5月29日の結成記念日にLUNA SEAが、突如、緊急フリーライブ「LUNA SEA Back in 鹿鳴館」を催し、観客はオフィシャルファンクラブ「SLAVE」会員限定150人抽選招待で、この模様はLUNA SEA公式YouTubeチャンネルで無料生配信された[5][6]。
入居する山﨑ビルが老朽化したことなどもあり、2024年1月をもって現在の場所から退去を予定していた[7][8][9][10][11][12]。しかし、2023年9月時点で移転先を探すのが難航していることやビル管理会社による解体スケジュールが未定となっていることから、退去予定日が最低1年延期となったことを同月発表した[13][14][15]。移転先及びオープンの日程は未定[16]。
施設概要
編集鹿鳴館HARDROCK&HEAVYMETAL専門レーベル
編集- MEPHISTOPHELES『devils on metal revitalized』(2015年7月22日)[17]
脚注
編集- ^ ウレぴあ総研
- ^ “新たな伝説誕生!鹿鳴館30周年を祝うJCBホール2DAYS│音楽ナタリー”. ナターシャ (2010年3月23日). 2024年1月7日閲覧。
- ^ “老舗ライブハウス「目黒鹿鳴館」イベントに人気V系バンドが集結│ORICON MUSIC”. ORICON (2012年11月6日). 2024年1月7日閲覧。
- ^ 10周年BABYMETAL、聖地・鹿鳴館で“10days”開催へ コロナ禍に恩返しの「STAY METAL」 オリコンニュース 2020年7月5日
- ^ “LUNA SEA、5/29に目黒鹿鳴館で150人限定フリーライブの開催を緊急発表 YouTubeにて無料生配信も決定”. Billboard JAPAN (2023年5月28日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “LUNA SEA、目黒鹿鳴館の緊急ライブで全国“デュアル”ツアー発表 『MOTHER』『STYLE』ツアーを約30年ぶり再演│ORICON MUSIC”. ORICON (2023年5月30日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ @rockmaykan (2023年6月9日). "目黒鹿鳴館退去のお知らせ". X(旧Twitter)より2023年6月9日閲覧。
- ^ “バンドの“聖地”・目黒鹿鳴館 退去延期を発表後、ワンマンライブなど20件の申し込み│日テレニュースNNN”. 日本テレビ放送網 (2023年9月25日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “目黒鹿鳴館がビルの老朽化で退去決定 X JAPAN、LUNA SEA、GLAY、BABYMETALら輩出した聖地│音楽ナタリー”. ナターシャ (2023年6月9日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “老舗ライブハウス「目黒鹿鳴館」がビル老朽化で来年1月をもって退去「必ず復活致します」”. 日刊スポーツ (2023年6月9日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “老舗ライブハウス「目黒鹿鳴館」来年1月ビル退去 「歴史を止める事はありません」移転へ”. スポニチ (2023年6月9日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “老舗ライブハウスの目黒鹿鳴館が来年1月にビル老朽化で退去 X JAPAN、LUNA SEA、GLAYなど輩出の聖地”. サンスポ (2023年6月9日). 2024年1月8日閲覧。
- ^ “バンドの“聖地”・目黒鹿鳴館 退去延期を発表後、ワンマンライブなど20件の申し込み│日テレニュースNNN”. 日本テレビ放送網 (2023年9月25日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “ライブハウス】目黒鹿鳴館 2024年1月退去の予定が延期に「2024年12月までのブッキングを解放しております」ビル管理会社の厚意で「大変ありがたい申し出でした」│TBS NEWS DIG”. TBS (2023年9月21日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “LUNA SEAライブでも話題...聖地・目黒鹿鳴館「退去1年延期」にファン歓喜 「今回はオーナーの心遣い」社長明かす”. J-CAST ニュース (2023年9月20日). 2024年1月8日閲覧。
- ^ “老舗ライブハウス目黒鹿鳴館、ネット反響でビル退去1年延期「通常ではありえない事が起こった」”. 日刊スポーツ (2023年9月20日). 2023年9月21日閲覧。
- ^ “新たなる歴史の幕開け! メフィストフェレスが鹿鳴館HARDROCK&HEAVYMETAL専門レーベル設立を記念してスペシャル・ライブを敢行”. BARKS (2015年9月18日). 2024年1月8日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 目黒鹿鳴館 - 公式ウェブサイト
- 鹿鳴館 (@rockmaykan) - X(旧Twitter) 2012年4月開設
- 鹿鳴館チャンネル - ニコニコチャンネル 最終生放送日:2015年9月7日
- 鹿鳴館のブログ - Ameba Blog 最終更新日:2014年7月15日