留萌市立病院
北海道留萌市にある医療機関
留萌市立病院(るもいしりつびょういん)は、北海道留萌市にある医療機関。留萌市病院事業の設置等に関する条例(昭和41年12月19日条例第24号)により設置された留萌市立の病院である。1872年(明治5年)の官立札幌病院留萌出張所を起源とする。留萌第二次保健医療福祉圏(留萌振興局管内)の災害拠点病院[1]であり、地域周産期母子医療センターの指定を受ける[注釈 1]。2007年より地方公営企業法の「一部適用」から「全部適用」[2]に移行した。
留萌市立病院 | |
---|---|
情報 | |
英語名称 | Rumoi City Hospital |
標榜診療科 | 内科、神経精神科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、放射線科、病理診断科、リハビリテーション科 |
許可病床数 |
300床 一般病床:246床 感染症病床:4床 療養病床:50床 |
開設者 | 留萌市 |
管理者 | 村松博士(院長) |
地方公営企業法 | 全部適用 |
開設年月日 | 1872年 |
所在地 |
〒077-8511 北海道留萌市東雲町2丁目16-1 |
位置 | 北緯43度55分53秒 東経141度40分40秒 / 北緯43.93139度 東経141.67778度 |
二次医療圏 | 留萌 |
PJ 医療機関 |
沿革
編集1907年に村立留萌病院として独立し、2年後の1909年に私立病院になった[3]。
25年後の1934年に町立留萌病院として再び公立の病院になる[3][4]。
戦後の1947年に留萌市の市制施行[4]にともない留萌市立病院となる[3]。
1965年に病院の改築工事に着工する[3]。1967年に本館が完成し、留萌市立総合病院に改称した[3]。
1973年には新館の工事に着工し、翌1974年に完成した[3]。
1976年に自主財政再建5か年計画を策定し、財政悪化からの脱却をめざしたが、1979年に経営健全化団体に指定され、新たに経営健全化7年計画を策定する[3]。その後1993年に経営改善推進会議を設置し、翌1994年に自主健全化5か年計画を策定する[3]。
1996年に移転改築を決定し[4]、1997年に東雲町で用地買収を始める[3]。翌1998年に着工する[3]。2000年に新病院の建物が完成する[3]。2001年に外来診療を開始し、留萌市立病院に改称した[3]。
診療科
編集医療機関の指定等
編集- 保険医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 災害拠点病院[1]
- へき地医療拠点病院
- 臨床研修指定病院
- 地域周産期母子医療センター
- 第二種感染症指定医療機関
近隣の施設
編集交通アクセス
編集脚注
編集注釈
編集- ^ ただし2007年時点での産科医師数はゼロ、2010年においても産科の常勤医は1名であり、複数の固定医の確保が急務とされている。北海道医療計画留萌地域推進方針50-55頁、留萌市立病院(産婦人科)(2010年7月21日閲覧)。