片岡あや子

日本の喜劇女優

片岡 あや子(かたおか あやこ、1943年6月17日 - 1993年3月22日[注 1])は、日本喜劇女優で、吉本新喜劇に所属した[注 2]鳥取県出身[1][2][注 3]。別名「安藤禮子」「伊吹禮子」「伊吹礼子」[注 4]。夫はチャンバラトリオの伊吹太郎[1][2]

来歴

編集

父は興行師、母も演芸畑の人でその長女として生まれた[1]

前歴は歌手。1959年(昭和34年)、うめだ花月開場とともに発足した吉本新喜劇(当時は吉本ヴァラエティ)に出演。1968年(昭和43年)に吉本新喜劇へ再入団する[注 5]。当時新喜劇は3チーム制だったが、実力で4人目のマドンナ役に抜擢され、1970年(昭和45年)には副座長格となる。当時の片岡はマドンナとして山田スミ子中山美保と並び称された[注 6]。1978年(昭和53年)に一線を退いたものの、しばらく出演は続いた[注 7]

出演

編集

テレビ

編集

レコード

編集

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 参考:
    • 読み仮名…[1][2][3]
    • 生年月日
      • 和暦で明記…「S.18.6.17」と表記[1]
    • 没年月日…[4][2][3]
  2. ^ 参考:
    • 昭和40年代に吉本新喜劇の女座長として活躍、映画やテレビにも出演の旨が明記[2]
    • 「元吉本新喜劇タレント」と明記[4]
  3. ^ 参考:
    • 次の資料では、出生地として「鳥取県」が明記[3]
  4. ^ 参考:
    • 「安藤禮子」
      • 本名として紹介[1]
    • 「伊吹禮子」
      • 本名として紹介[4]
    • 「伊吹礼子」
      • 別表記として紹介[3]
  5. ^ 『吉本新喜劇名場面集 1959-1989』より、略歴については歌手と明記。吉本新喜劇での経歴については、昭和34年のうめだ花月開館とほぼ同時に入団し出演したとする情報と、昭和43年6月1日(S43.6.1表記)に入団したとする情報が明記[1]
  6. ^ 参考:
    • 中山美保の訃報より、中山がマドンナ役として活躍した昭和40年代から50年代にかけてともにマドンナ役を務めた女優として中山、山田とともに紹介[5]
  7. ^ 参考:
    • 1989年発行の『吉本新喜劇名場面集 1959-1989』より、現在も時代劇などに出演・活躍の旨が明記[1]

出典

編集

参考資料

編集
  • 吉本興業編『吉本新喜劇名場面集 1959-1989』(1989年、データハウス) ISBN 492444278X

テレビドラマデータベース

外部リンク

編集