瀬谷俊雄
瀬谷 俊雄(せや としお、1936年(昭和11年)4月2日 - )は、日本の銀行家。原子力損害賠償支援機構運営委員。東邦銀行相談役。元全国地方銀行協会会長。元株式会社地域経済活性化支援機構代表取締役社長。
せや としお 瀬谷 俊雄 | |
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生誕 |
1936年4月2日(88歳) 日本 福島県白河市 |
出身校 | 慶應義塾大学経済学部 |
職業 | 銀行家 |
栄誉 | 旭日中綬章、レジオンドヌール勲章シュヴァリエ |
人物・来歴
編集福島県白河市出身。東邦銀行創業家に生まれ、父は頭取を務めた瀬谷誠一。また祖父は副頭取を務め、曽祖父は白河瀬谷銀行初代頭取を務めた。
慶應義塾大学経済学部卒業後、父と祖父に渋沢栄一の銀行だからと勧められ第一銀行に入行する。枢要店である虎ノ門支店長を務め、東邦銀行から呼び戻しを受けたため帰郷する。
1990年(平成2年)には、頭取に昇格。2004年(平成16年)からは3年間、全国地方銀行協会会長も務めた。2007年(平成19年)会長に退き、その後相談役となった[1]。
2012年(平成24年)4月、企業再生支援機構代表取締役社長に就任した[2]。
2014年(平成26年)7月、原子力損害賠償支援機構運営委員に任命される[3][4]。
略歴
編集- 福島県立白河高等学校卒業。
- 1959年(昭和34年) - 慶應義塾大学経済学部卒業後、第一銀行入行。
- 上池上支店長、業務推進本部業務推進役、東京中央支店次長、神田駅前、虎ノ門各支店長、本店審議役等を歴任する[5]。
- 1986年(昭和61年) - 東邦銀行入行、常務取締役。
- 1988年(昭和63年) - 同副頭取。
- 1990年(平成2年) - 同頭取。
- 2004年(平成16年) - 地銀協会長。
- 2007年(平成19年) - 福島商工会議所会頭。
- 2011年(平成23年) - 東邦銀行相談役。
- 2012年(平成24年) - 企業再生支援機構代表取締役社長。
- 2013年(平成25年)
- 1月 - フランス共和国レジオンドヌール勲章シュヴァリエを受章[6]。
- 4月 - 株式会社地域経済活性化支援機構代表取締役社長。
- 10月 - 福島商工会議所会頭退任。
- 2014年(平成26年)- 原子力損害賠償支援機構運営委員。
- 2017年(平成29年)4月 - 旭日中綬章を受章[7]。
栄典
編集脚注
編集- ^ “人事、東邦銀行”. 日本経済新聞. (2011年6月8日) 2013年10月29日閲覧。
- ^ “企業再生支援機構社長に瀬谷氏”. 日本経済新聞. (2012年4月13日) 2013年10月29日閲覧。
- ^ “原賠機構、運営委員2人を任命 岡本氏と瀬谷氏”. 日本経済新聞. (2014年7月25日) 2014年8月14日閲覧。
- ^ “原子力損害賠償支援機構 運営委員会委員の任命について”. 原子力損害賠償支援機構. (2014年7月25日) 2014年8月14日閲覧。
- ^ 『ニッキン縮刷版 47版 2007年』 日本金融通信社、2008年。
- ^ a b “瀬谷俊雄、石川一十三両氏がレジオン・ドヌール勲章を受章”. 駐日フランス大使館 (2013年12月31日). 2021年6月21日閲覧。
- ^ a b “平成29年春の叙勲 旭日中綬章”. 内閣府. 2021年6月21日閲覧。
関連項目
編集ビジネス | ||
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先代 内池佐太郎 |
東邦銀行頭取 第6代:1990年 - 2007年 |
次代 北村清士 |
先代 平澤貞昭 |
全国地方銀行協会会長 第14代:2004年 - 2007年 |
次代 小川是 |