瀧花久子
1906-1985, 女優。
瀧花 久子(たきはな ひさこ、本名:田坂 冨美子(たさか ふみこ)、1906年(明治39年)3月4日 - 1985年(昭和60年)2月12日)は、日本の女優。京都府京都市出身。滝花久子と表記される場合もある。
たきはな ひさこ 瀧花 久子 | |
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本名 | 田坂冨美子(旧姓・瀧花) |
生年月日 | 1906年3月4日 |
没年月日 | 1985年2月12日(78歳没) |
出生地 | 京都府京都市河原町三条[1](現・中京区) |
職業 | 女優 |
配偶者 | 田坂具隆 |
来歴
編集河原町三条に生まれる[1]。1924年(大正13年)に華頂高等女学校を卒業[1]。翌1925年に日活へ入社した[1]。ヒロイン女優として人気を得る[1]。
1932年(昭和7年)、夫の田坂と共に一時日活を離れたが、後に復帰し演技派女優として数多くの映画に出演した。
出演作品
編集映画
編集- 東京行進曲(監督:溝口健二。1929年)
- -喜劇- 汗(監督:内田吐夢。1929年)
- 情熱の詩人啄木 ふるさと篇(監督:熊谷久虎。1936年) - 石川節子 役
- 真実一路(監督:田坂具隆。1937年) - 母睦子 役
- 路傍の石(監督:田坂具隆。1938年) - 母おれん 役
- 細雪(監督:島耕二。1950年)
- 風雪二十年(監督:佐分利信。1951年) - 山濃辺夫人 役
- 偽れる盛装(監督:吉村公三郎。1951年) - きく 役
- 源氏物語(監督:吉村公三郎。1951年) - 尼君 役
- めし(監督:成瀬巳喜男。1951年) - 竹中すみ 役
- 稲妻(監督:成瀬巳喜男。1952年)
- 続宮本武蔵 一乗寺の決闘(監督:稲垣浩。1955年) - 妙秀尼 役
- 瀧の白糸(監督:島耕二。1956年)
- 雲の墓標より 空ゆかば(監督:堀内真直。1957年) - 吉野キヌ 役
- 朱雀門(監督:森一生。1957年) - 天樟院 役
- 大阪物語(監督:吉村公三郎。1957年)
- どたんば(監督:内田吐夢。1957年) - 須永としえ 役
- 永すぎた春(監督:田中重雄。1957年) - 木田むつ 役
- 忠臣蔵(監督:渡辺邦男。1958年) - 弥兵衛の妻・きわ 役
- 沓掛時次郎(監督:池広一夫。1961年) - おとは 役
- 秦・始皇帝(監督:田中重雄。1962年) - 姜女の母 役
- 白い巨塔(監督:山本薩夫。1966年) - 黒川きぬ 役
- 祇園祭(監督:山内鉄也。1968年) - いち 役
- 忍ぶ川(監督:熊井啓。1972年) - 哲郎の母 役
テレビドラマ
編集脚注
編集外部リンク
編集- 瀧花久子 - 日本映画データベース
- 瀧花久子 - 文化庁日本映画情報システム
- 滝花久子 - テレビドラマデータベース