湯川武
日本のイスラーム研究者
湯川 武(ゆかわ たけし、1941年8月 - 2014年3月8日)は、日本のイスラーム研究者。専門は、中世イスラームの史、中世イスラームの社会・政治思想史。
人物情報 | |
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生誕 |
1941年8月??日 日本兵庫県芦屋市 |
死没 | 2014年3月8日 (72歳没) |
出身校 | 慶應義塾大学、カイロ・アメリカン大学 |
学問 | |
研究分野 | 東洋史(イスラム学) |
研究機関 | 慶應義塾大学 |
経歴
編集1941年、兵庫県芦屋市で生まれた[1]。慶應義塾大学で学び、同大学大学院修士課程を修了。1969年から1972年までカイロ・アメリカン大学修士課程で学んで終了。
1973年、慶應義塾大学商学部助手に採用された。1974年から1976年にかけてプリンストン大学へイスラーム史研究のため留学。1977年に慶應義塾大学商学部助教授となり、1988年に教授昇格。1997年から2001年まで学校法人慶應義塾常任理事も務めた。2007年に慶應義塾大学を退任し、同大学名誉教授となった。同2007年からは早稲田大学イスラーム地域研究機構教授として教鞭をとった。2014年3月8日に死去[2]。
著作
編集- 単著
- 『イスラーム社会の知の伝達』山川出版社 2009
- 共編著
- 『イスラム世界の人びと4 海上民』 家島彦一・渡辺金一編、東洋経済新報社 1984
- 『クロニック世界全史』樺山紘一・窪添慶文・木村靖二と共編、講談社 1994
- 『語学・論文の書き方 アカデミック・スキルズ』佐藤望[要曖昧さ回避]・横山千晶と共著、慶應義塾大学出版会 2012
- 編著
- 『イスラーム国家の理念と現実』(講座イスラーム世界 5) 栄光教育文化研究所 1995
- 翻訳
- 『アラブの人々の歴史』アルバート・ホーラーニー著、監訳、阿久津正幸編訳、第三書館 2003
- 『統治の諸規則』アル=マーワルディー著、慶應義塾大学出版会 2006
出典
編集- 『海上民』(イスラム世界の人びと 4) 筆者紹介
- 『イスラーム社会の知の伝達』著者紹介