肺結核にて5年間病床に臥し、灸治療により劇的な回復を遂げる。その後、一念発起し、鍼灸界へ身を投じ、特に灸の研究には優れた業績を残している。深谷灸法の確立や灸に関する書物を著した。入江靖二をはじめとした多くの弟子がいる。鍼灸治療雑誌を20年間刊行、鍼灸之世界社の主宰を務めるなどした。代表作に名家灸選釈義があり、現在でも多くの鍼灸師が治療の際にこの名家灸選釈義を使用している。
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