淡路通子
宝塚歌劇団演技講師
淡路 通子(あわじ みちこ、本名非公開、1924年 - 2007年(平成19年)[1])は宝塚歌劇団で演技講師を務めた人物。元宝塚歌劇団花組・星組組長。兵庫県宝塚市出身。宝塚歌劇団時代の愛称はおふくちゃん、おふくろさん[2]。
淡路島 通ふ千鳥の 鳴聲に 幾夜寢覺めぬ 須磨の關守(あはぢしま かよふちどりの なくこゑに いくよねざめぬ すまのせきもり)
から命名された。
略歴
編集1965年に花組組長就任。
1975年に花組組長を退任し、星組組長就任。
1979年、星組組長を退任。
1984年に宝塚歌劇団を退団。
退団後は宝塚歌劇団演技講師に転身した。
2007年逝去。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集- 『ブロードウェイ・テンペスト』ネープレス夫人 役(1964年)
- 『龍風夢』鳳仙 役(1967年)
- 『マイ・アイドル』マダム 役(1968年)
- 『ドリーム・ア・ドリーム』オルタンス 役(1970年)
- 『人魚姫』魔女 役(1971年)
- 『この恋は雲の涯まで』オサヤ 役(1973年)
- 『花のお嬢吉三』頭取 役(1974年)
- 『ベルサイユのばら-アンドレとオスカル編-』オルレアン公爵夫人 役(1975年)
- 『ベルサイユのばらIII』ベザンバール公爵夫人/フェルゼンの母 役(1976年)
- 『風と共に去りぬ』ミード夫人 役(1977年)
- 『アンタレスの星』エルミーヌ 役(1979年)
- 『去りゆきし君がために』ルチャ 役(1980年)
- 『翔んでアラビアン・ナイト』マイムーネ 役(1983年)
映画出演
編集- 娘十八お転婆時代(1952年、東宝)*特別出演
出典
編集- ^ 宝塚歌劇の殿堂 第一会場『殿堂ゾーン』の淡路通子の展示パネルから。
- ^ 『別冊1億人の昭和史 タカラヅカ 華麗な舞台とスターを育てた70年』、毎日新聞社、1981年、P96
- ^ 村上久美子 (2014年1月11日). “宝塚が八千草薫ら殿堂100人を発表”. 日刊スポーツ 2022年6月26日閲覧。
- ^ 『宝塚歌劇 華麗なる100年』朝日新聞出版、2014年3月30日、134頁。ISBN 978-4-02-331289-0。