浅野 裕一(あさの ゆういち、1946年 - )は、日本の中国哲学研究者、東北大学名誉教授

浅野 裕一
人物情報
生誕 1946年????
日本の旗 日本宮城県仙台市
出身校 東北大学
学問
研究分野 哲学(中国哲学)
研究機関 島根大学東北大学
指導教員 金谷治[1]
学位 文学博士
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来歴

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1946年、宮城県仙台市生まれ。1971年、東北大学文学部で中国哲学を専攻して[2]卒業。同大学院文学研究科に進み、1976年に博士課程満期退学

卒業後は、1977年に島根大学教育学部の助手となり、1978年に講師、1982年に助教授昇格。1988年に母校の東北大学教養部助教授に転じ、1991年に教授昇格。1991年、学位論文『黄老道[3]の研究』を東北大学に提出して文学博士号を取得[4]。1993年より国際文化研究科教授、環境科学研究科教授となり、2011年に東北大学を定年退任。定年と共に名誉教授となった。

著作

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著書


編訳・共著
  • 『中国の古典 孫子』編訳 講談社 1986
    • 『孫子』講談社学術文庫 1997
  • 『鑑賞中国の古典 第3巻 孟子墨子』島森哲男 分担共著 角川書店 1989
    • 『墨子』講談社学術文庫 1997
  • 『諸子百家〈再発見〉 掘り起こされる古代中国思想』湯浅邦弘共編 岩波書店 2004
  • 『古代思想史と郭店楚簡』編 汲古書院 2005
  • 竹簡が語る古代中国思想 上博楚簡研究』全3巻 編 汲古書院 2005-2010
  • 『出土文献から見た古史と儒家経典』小沢賢二共著 汲古書院 2012
  • 『『甲陽軍鑑』の悲劇 闇に葬られた信玄兵書』浅野史拡共著 ぷねうま舎 2016

参考

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  • J-GLOBAL 研究者情報
  • 諸子百家にまつわる新資料が続々と発掘・孔子・墨子・老子も環境問題について論じていた?! [5]
  • 《论语》书名应叫《仑语》:为流传两千年的儒学经典正名(『論語』は『論語』と呼ばれるべき:2000年を経た儒学経典の正式名)[6]

脚注

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  1. ^ 武内義雄『中国思想史』講談社学術文庫、2022年。335頁(浅野解説)
  2. ^ 浅野先生からのメッセージ(俺にできないはずはない、この瞬間にできないだけだ)
  3. ^ 「黄老道」とは中国語で、邦文は黄老思想(こうろうしそう)。中国、戦国時代から初にかけて流行した道家の一学派の思想であり、その学問を黄老の学という。黄帝を始祖とし老子を大成者としたのでこの名がある。
  4. ^ CiNii(学位論文)
  5. ^ 教授対談シリーズ・こだわりアカデミー(at home)
  6. ^ 毎日條頭