油山寺
静岡県袋井市にある寺院
油山寺(ゆさんじ)は、静岡県袋井市村松にある真言宗智山派の寺院。遠州三山の1つ。山号は医王山。詳しくは医王山薬王院油山寺と称する。本尊は薬師如来。紅葉の名所として知られる。
油山寺 | |
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薬師堂 | |
所在地 | 静岡県袋井市村松1 |
位置 | 北緯34度47分8.3秒 東経137度56分9秒 / 北緯34.785639度 東経137.93583度座標: 北緯34度47分8.3秒 東経137度56分9秒 / 北緯34.785639度 東経137.93583度 |
山号 | 医王山 |
院号 | 薬王院 |
宗旨 | 真言宗 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | (伝)大宝元年(701年) |
開基 | 行基 |
正式名 | 医王山 薬王院 油山寺 |
札所等 |
遠江四十九薬師38番 遠州八大不動番外札所 遠州三山 |
文化財 |
三重塔、厨子、山門(重要文化財) 薬師本堂、方丈、書院(静岡県指定文化財) |
法人番号 | 6080405005861 |
歴史
編集伝承によれば、大宝元年(701年)に行基が創建し、油が湧出した所から「油山寺」の名がついた。その後天平勝宝元年(749年) 孝謙天皇が眼病平癒を願い、当寺の「るりの滝」の水で眼を洗浄したところ、全快したので勅願寺に定めた。以来、特に目の守護、眼病平癒の寺として信仰を集める。また、一山の守護神軍善坊大権現は足腰の神として古来より東海道を往来する旅人の信仰を集める。通称油山(あぶらやま)。
元亀3年(1572年)、兵火により焼失。天正2年(1574年)から三重塔の再建が開始されるが、工事には長い年月を要し、屋上の相輪を上げたのは慶長16年(1611年)である。
文化財
編集重要文化財(国指定)
編集- 御霊杉-(みたますぎ)幹が松、枝が杉
その他
編集- 薬師如来像 - 秘仏100年に一度の御開帳
- 茶祖栄西禅師像