永井智雄
1914-1991, 俳優。
永井 智雄(ながい ともお、本名: 飯沼 修(いいぬま おさむ) 1914年6月14日[1] - 1991年6月17日[1])は、日本の俳優。東京市出身。
ながい ともお 永井 智雄 | |
---|---|
本名 | 飯沼 修 |
生年月日 | 1914年6月14日 |
没年月日 | 1991年6月17日(77歳没) |
出生地 |
東京府東京市小石川区 (現:東京都文京区) |
死没地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 舞台、映画、テレビ |
活動期間 | 1946年 - 1991年 |
配偶者 | 永井桂(妻) |
主な作品 | |
『事件記者』 |
来歴・人物
編集1932年、旧制麻布中学校卒業。旧制甲南高等学校在学中、1934年に白亜城事件で日本共産青年同盟神戸市委員長として検挙され、退学処分を受ける。治安維持法違反容疑で起訴され、神戸拘置所と大阪拘置所で2年間を過ごし、出所後同志社大学に入学。在学中、「エラン・ヴィタール小劇場」の一員として演劇活動に入る。同大卒業後、兵役を経て1944年に瑞穂劇団に参加した。
1946年劇団俳優座に入団し同座の中堅俳優として『検察官』や『三人姉妹』などの舞台で活躍した。1963年に東山千栄子、村瀬幸子、岸輝子らと共にヨーロッパへ演技研究に出かけている。
舞台のみならず、映画、テレビドラマにも多数出演し、渋い脇役として活躍した。中でも代表作は、包容力があり部下に慕われる相沢キャップ役を演じた1958年からNHKで放送されたテレビドラマ『事件記者』であり、後に映画でシリーズ化されるほどの人気ドラマとなった。俳優活動の傍ら、安保体制打破新劇人会議書記長、全国革新懇世話人を務めた。
晩年は1989年5月に東京の自宅を引き払い、妻と共に演劇研修のために渡米。1991年6月17日11時(JST同日3時)、脳梗塞のため、アメリカ合衆国カリフォルニア州の病院で死去。77歳没[2]。
出演作品
編集映画
編集- 女優須磨子の恋(1947年、松竹)- 長田秀雄
- 生きる(1952年、東宝)- 新聞記者
- 悲劇の将軍(1953年、東映)- 新聞記者久さん
- 刺青殺人事件(1953年)- 松下英一郎
- 思春の泉(1953年、新東宝)- 四方七
- 勲章(1954年、俳優座)
- 壁あつき部屋(1956年、松竹)- 戦犯G
- 台風騒動記(1956年)- 森県会議員
- 女だけの街(1957年)- 須藤医師
- 異母兄弟(1957年、独立映画)- 連隊長
- 眼の壁(1958年、松竹)- 加賀専務
- 花のうず潮(1958年、松竹)- 宮本憲吉
- 四季の愛欲(1958年、日活)- 平川
- 不敵な男(1958年、大映)- 国広為吉
- これが最後だ(1958年、日活)- 島田広志
- 無法街の野郎ども(1959年、東映)- 石井刑事
- 第五福竜丸(1959年、近代映画協会)- 大宮医師
- JA750号機行方不明(1959年、日活)- 木庭
- 絞首台の下(1959年、日活)- 岩淵弁護士
- 世界を賭ける恋(1959年、日活)- 村岡一郎
- 事件記者シリーズ(日活)- 相沢キャップ
- 事件記者(1959年)
- 事件記者 真昼の恐怖(1959年)
- 事件記者 仮面の脅迫(1959年)
- 事件記者 姿なき狙撃者(1959年)
- 事件記者 影なき男(1959年)
- 事件記者 深夜の目撃者(1959年)
- 事件記者 時限爆弾(1960年)
- 事件記者 狙われた十代(1960年)
- 事件記者 拳銃貸します(1962年)
- 事件記者 影なき侵入者(1962年)
- 新・事件記者 大都会の罠(1966年)
- 新・事件記者 殺意の丘(1966年)
- 密航0ライン(1960年、日活)- 今泉道夫
- 爆破命令(1960年、日活)- 吉田辰之助
- 夜は嘘つき(1960年、大映)- 舟嶋
- トップ屋を殺せ(1960年、新東宝)- 大垣弥三郎
- 少女(1961年、日活)- 草田次郎
- 松川事件(1961年)- 玉田警視
- もず(1961年、にんじんくらぶ)- 藤村
- 黒い十人の女(1961年、大映)- 本町芸能局長
- 霧と影(1961年、東映)- 戸田キャップ
- うるさい妹たち(1961年、大映)- 父英三
- メキシコ無宿(1962年、日活)- 三国人
- 雲に向かって起つ(1962年、日活)- 橋本部長
- 瘋癲老人日記(1962年、大映)- 杉田
- 金門島にかける橋(1962年、日活)- 主任教授
- 愛と死のかたみ(1962年、日活)- 鳥羽牧師
- 白と黒(1963年、東宝)- 高原
- 続・忍びの者(1963年、大映)- 徳川家康
- 丘は花ざかり(1963年、日活)- 木村健吉
- 風と樹と空と(1964年、日活)- 安川
- チョンリマ(千里馬)(1964年、日活)- 解説
- 殺人者を消せ(1964年、日活)- 森中正
- スパイ(1965年)- 岡代議士
- にっぽん泥棒物語(1965年、東映)- 差戻審の裁判長
- 続花と龍 洞海湾の決斗(1966年、東映)- 品川信健
- 不信のとき(1968年、大映)- 中西
- 続・秘録おんな牢(1968年)- 石出帯刀
- 記録なき青春 (1968年)- 多川義人
- 祇園祭(1968年、日本映画復興協会)- 河原又四郎(善阿弥)
- 若者はゆく -続若者たち-(1969年)- 常務
- 荒い海(1969年)- 大垣指導砲手
- でんきくらげ(1970年、大映)- 高崎
- 影の車(1970年、松竹)- 小磯貞雄
- 3000キロの罠(1971年)- 長谷部正造
- 黒の斜面(1971年)- 谷口部長
- 沈黙 SILENCE(1971年、表現社)- 白州役人
- 王将(1973年、東宝)- 菊岡博士
- 塩狩峠(1973年、東宝)- 六造
- 金環蝕(1975年、大映)- 財部電力開発総裁
- 新幹線大爆破(1975年、東映)- 新幹線総局長
- 不毛地帯(1976年、芸苑社)- 政治部長
- 密約 外務省機密漏洩事件(1978年)- 馬場
- 皇帝のいない八月(1978年、松竹)- 山村防衛大臣
- 翼は心につけて(1978年、共同映画全国系列会議)- 坂本(高校教師)
- ブルークリスマス(1978年、東宝)- 城制作局長
- 子育てごっこ(1979年)- 編集者
- 誘拐報道(1982年)- 吉本編集局長
- 海峡(1982年、東宝)- 長崎国鉄総裁
テレビドラマ
編集- 東芝日曜劇場 (TBS)
- 第22話「京都の虹」(1957年)
- 第66話「吉葉山物語」(1958年)
- 第75話「椎茸と雄弁」(1958年)
- 第168話「白い外套」(1960年)
- 第184話「再会」(1960年)
- 第221話「子をつれた女」(1961年)
- 第255話「壬申の乱」(1961年)
- 学校放送「中学校」名作をたずねて (NHK)
- イワンの馬鹿(1957年)
- 道程(1958年)
- 山椒大夫(1958年)- 山椒大夫
- ここに人あり 第39話「春の虹」(1958年、NHK)
- 事件記者 (1958年 - 1966年、NHK)- 相沢キャップ
- サンヨーテレビ劇場(KR)
- 親馬鹿ちゃんりん(1958年)
- 回転木馬(1961年)
- 母と子 第10話「ばら」(1959年、KR)
- 東芝家族劇場 第7話「雨の夜のはなし」(1959年、NET)
- 東芝土曜劇場 (CX)
- 第5話「草を刈る娘」(1959年)
- 第52話「護送」(1960年)
- 第62話「散歩する霊柩車」(1960年)
- 第75話「幽霊大いになやむ」(1960年)
- 第124話「ねばったやつら」(1961年)
- 第157話「未亡記事」(1962年)
- 第169話「殺人専科」(1962年)
- 芥川龍之介シリーズ 第2話「鼻」(1959年、NTV)
- 雑草の歌 (NTV)
- 第58話「溝」(1959年)
- 第65話「野菊の家」(1959年)
- 第71話「明るい瞳」(1959年)
- 第104話「ひとすじの光」(1960年)
- 第113話「眼の中の眼鏡」(1960年)
- 第151話「不死身のトランペット」(1961年)
- 日立劇場 (KR)
- 第11話「空気のなくなる日」(1959年)
- 第31話「象を喰った連中」(1960年)
- おかあさん (KR)
- 第15話「鏡の中の女」(1960年)
- 第34話「ずるい人」(1960年)
- 第62話「松風」(1960年)
- 第144話「愛の代償」(1962年)
- 慎太郎ミステリー・暗闇の声 / 濡れた女(1960年、KR)
- ミステリー影 / 狂った欲望(1960年、MBS)
- 部長刑事 (ABC)
- 第81話「割符と女」(1960年)
- 第305話「嫉妬」(1964年)
- 第367話「巷に雨の降るごとく」(1965年)
- 夫婦百景 (NTV)
- 第100話「渡り初め」(1960年)
- 第209話「ものぐさ亭主とその女房」(1962年)
- 第219話「思春期女房」(1962年)
- 第254話「御安全夫婦」(1963年)
- 三菱ダイヤモンド劇場 / ある強迫(1960年、CX)
- 指名手配 第30・31話「嵐の前」(1960年、NET)
- 百万人の劇場 (CX)
- 武蔵野夫人(1960年)
- 稲妻(1960年)
- スリラー劇場・夜のプリズム (NTV)
- 第76話「夜明けまで」(1960年)
- 第82話「俺は死なない」(1960年)
- 第104話「殺人学講座」(1961年)
- 東レサンデーステージ (NTV)
- 第1話「足にさわった女」(1960年)- 大仏二郎
- 第37話「莫邪の一日」(1961年)- 人見千将
- 第54話「同級生交歓」(1961年)- 永山
- 源氏鶏太シリーズ / 口紅と泥棒(1960年、TBS)
- 人生うらおもて 第34話「恋の取引」(1961年、NTV)
- 髙島屋バラ劇場 / ある落日(1961年、TBS)
- 決定的瞬間 第16話「良縁」(1961年、NTV)
- 近鉄金曜劇場 (TBS)
- あらくれ(1961年)
- ただいま零匹(1963年)
- NECサンデー劇場 / グラビアの顔(1961年、NET)
- 日立ファミリー劇場 (YTV)
- 友情の河(1961年)
- 桂馬のキンピラ(1962年)
- 愛の劇場 第112話「父の初恋」(1961年、NTV)- 増田
- 文芸アワー / 其面影(1962年、NTV)- 日葉村幸三郎
- こども名作座 / 虎(1962年、NHK)- 劇評家
- テレビ指定席 / けいせんや(1962年、NHK)
- 一千万人の劇場 / 春の夢(1964年、CX)
- シオノギテレビ劇場 / 仲代達矢アワー・加賀騒動(1964年、CX)
- 風雪 / 裏町の忍者(1965年、NHK)- 玉田秀斎
- 日産スター劇場 / 女の経営学(1965年、YTV)
- 東京警備指令 ザ・ガードマン (TBS)
- 第21話「黄金の牙」(1965年)
- 第60話「裁くのは俺だ」(1966年)
- NHK劇場 / 鉛筆の家(1966年、NHK)
- おはなはん(1966年、NHK・連続テレビ小説)- ナレーター
- とってもシアワセ(1966年、TBS)
- ナショナルゴールデン劇場 逃亡(1966年、NET)
- ある勇気の記録(1966年、NET)- 岡田社会部長
- 泣いてたまるか (TBS)
- 第23話「その一言が言えない」(1966年)
- 第62話「なぜ、お嫁にゆくの」(1967年)
- 挑戦者 続・ある勇気の記録(1967年、NET)- 岡田社会部長
- 懸賞小説(1967年、NHK)
- 北斗の人(1967年、NET)- 浅利又七郎
- 木下恵介アワー (TBS)
- 今年の恋(1967年)- 良平
- 3人家族(1968年)- 八木沢
- 銭形平次 (CX)
- 第68話「夫婦燈籠」(1967年)- 佐兵衛
- 第470話「甲州獄門板」(1975年)- 松原多仲
- 第625話「わが子わが女房」(1978年)- 林田織部
- 第691話「涙の重さ」(1979年) - 佃屋徳兵ヱ
- ぜったい多数(1967年、NTV)
- 剣(1967年、NTV)
- 抜かれてたまるか(1968年、TBS)
- 十一番目の志士(1968年、NET)- 東洞院千斎
- たこたこあがれ(1969年、NTV)
- あいつの季節(1969年、TBS)- 大石弥吉
- 孤独のメス 第6話「蒸発のブルース」(1969年、TBS)- 笠原
- 無用ノ介 第9話「やってきた無用ノ介」(1969年、NTV)- 橋善
- セブンティーン -17才-(1969年、NTV)- ヒロイン梶原ゆかりの父
- ドラマ てれびじょん'69(1969年、MBS)
- 竹千代と母(1970年、NTV・グランド劇場)
- 鬼平犯科帳 第52話「乞食坊主」(1970年、NET / 東宝)- 井関録之助
- 美しき獲物(1970年、NTV・火曜日の女)
- 大岡越前 (TBS / C.A.L)
- 女人武蔵(1971年、CX)- 徳川家康
- 清水次郎長(1971年、CX)- 増川与左衛門
- 水戸黄門 (TBS / C.A.L)
- 二人の素浪人 第8話「一万両を賭けた脱出」(1972年、CX / 東映)- 医師・玄庵
- 剣客商売(1973年、CX)- 小川宗哲
- 風の中のあいつ(1973年、TBS)- 嘉平次
- 幡随院長兵衛お待ちなせえ(1974年、MBS)- 伊勢屋清兵衛
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 暗闇仕留人 第12話「大物にて候」(1974年)- 小兵衛
- 江戸プロフェッショナル・必殺商売人 第15話「証人に迫る脅しの証言無用」(1978年)- 向島のご隠居
- ふりむくな鶴吉 第38話「その父その子」(1975年、NHK)
- けんか安兵衛 第12話「人さらい」(1975年、KTV)- 加賀屋
- 影同心 第11話「情けに賭けて殺し節」(1975年、MBS / 東映)- 十字屋作兵衛
- 風と雲と虹と(1976年、NHK・大河ドラマ)- 藤原仲平
- 子連れ狼 第3部 第7話「忍五輪」(1976年、NTV)- 寛禅
- 人魚亭異聞 無法街の素浪人 第11話「氷菓子を富士山で」(1976年、NET)- 川口屋平右衛門
- 江戸を斬るシリーズ(TBS)
- 遠山の金さん 杉良太郎版(NET/東映)
- 第1シリーズ 第66話「危険も二倍の賭けで死ね!」(1977年)- 江戸屋吉兵衛
- 第2シリーズ 第9話「秩父数え唄ひとつとせ」(1979年)- 伊奈半左ヱ門
- 大江戸捜査網(12ch)
- 第262話「隠密同心お吉 銃弾に泣く」(1976年)- 和泉屋徳兵衛
- 第339話「恋なさけ捨て身の十手魂」(1978年)- 源右衛門
- 破れ奉行 第5話「暗黒街の紅い花」(1977年、ANB)- 大野宗忠
- 昭和の青春シリーズ 春の城(1977年、NHK・銀河テレビ小説)- 八代先生
- 女の顔(1977年、CX・水曜ドラマシリーズ)
- 海は甦える(1977年、TBS)- 金子堅太郎
- 日本の戦後 第10話「オペラハウスの日章旗 サンフランシスコ講和会議」(1977年、NHK・NHK特集)- 笠信太郎
- 横溝正史シリーズ (MBS)
- 黄金の日日(197年、NHK)第33話「海賊船」- 番頭
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍 第8話「黒い十手を握る男」(1978年、ANB)- 花車の陣八
- 特捜最前線 第46話「判決・私を売った女!」(1978年、ANB)
- 太陽にほえろ! (NTV)
- 第296話「ミスプリント」(1978年)- 高森圭一
- 第351話「密室殺人」(1979年)- 平賀
- 七人の刑事 第1話「警視総監の宝物」(1978年、TBS)
- 新幹線公安官 第2シリーズ 第11話「略奪の死角」(1978年、ANB)
- 火の航跡(1978年、CX・平岩弓枝ドラマシリーズ)
- 獅子のごとく(1978年、TBS)
- 密約 外務省機密漏洩事件(1978年、ANB)
- たとえば、愛(1979年、TBS・木曜座)
- 日本のおんなシリーズI 茜の女(1979年、CX・平岩弓枝ドラマシリーズ)
- 不毛地帯(1979年、MBS)- 一丸副社長
- ザ・スーパーガール 第23話「暴力の街に女体を賭けろ」(1979年、12ch)- 石川
- ザ・商社(1980年、NHK)- 三好編集長
- 昭和史のなかの家族 空よ海よ息子たちよ(1981年、TBS)
- 新吾十番勝負 第一部(1981年、CX)
- 土曜ワイド劇場 (ANB)
- 松本清張の地方紙を買う女(1981年)
- 松本清張の溺れ谷 蜂は一度刺して死ぬ!(1983年)
- 誰もが信じられない!(1983年)
- けものみち(1982年、NHK・土曜ドラマ)- 秦野重武
- 薩摩飛脚(1982年、CX)- 大目付
- 眠狂四郎無頼控 第1話「殺さないで私の子を異人妻の絶叫!将軍お世継暗殺大奥やわ肌秘話」(1983年、TX)- 室矢醇堂
ラジオドラマ
編集- 灰色の部屋 (NHK)
- 司馬家の崩壊(1949年)
- おお・それ・みお(1952年)
- 犯人(1953年)
- スリラー劇場(ラジオ東京)
- 霧の中で(1959年)
- 風の便り(1959年)
- 怪獣ゴジラ(1954年、ニッポン放送)- 尾形秀人[1]
- 闖入者(1955年、朝日放送)- 被害者・久保田
- 黒い川(1964年、NHK)
- 海へ(1965年、NHK)
舞台
編集- 検察官(1946年)
- 神を畏れぬ人々(1946年)
- 壊れ甕(1947年)
- 禮服(1949年)
- 本ではみんな習ったが(1951年)
- 森は生きている(1954年)
- イワーノフ(1954年)
- どれい狩り(1955年)- 飼育係
- 三ちゃんと利枝(1955年)
- 死せる魂(1956年)
- 懐かしい声(1956年)
- 京都の虹(1957年)
- 死んだような平和(1957年)
- 蟹の町(1957年)
- 火の山(1957年)
- 関漢卿(1959年)- 王和郷
- 石の語る日(1961年)
- 十二夜(1961年)
- おまへの敵はおまへだ(1961年)
- 鈍琢亭の最期(1962年)- 原成則
- 城寒(1962年)
- お人好しの幽霊(1963年)
- フィガロの結婚(1964年)
- 教育(1964年)
- ハムレット(1964年)- ローゼン・クランプ
- 東海道四谷怪談(1964年、1968年)- 直助権兵衛
- ファウスト(1965年)- ワーグナー、苛貴の霊、実在論者
- アンナ・カレーニナ(1966年)
- 追究(1967年)
- クルヴェット天から舞いおりる(1967年)
- タンゴ(1968年)
- 御意のままに(1969年)
- 狂人なおもて往生をとぐ(1969年)
- どちらでも(1970年)
- 管理人(1972年)
- 母(1972年)
- 守銭奴(1973年)
- ワーニャ伯父さん(1974年)
- どん底(1975年)
- ルル(1977年)
- いち子と須磨子(1978年)- 東儀鉄笛
- 山ほととぎすほしいまま(1980年)
- バースディ・パーティー(1981年)
- 荒野の落日(1983年、演出)
吹き替え
編集- フォア・ジャストメン(改題:正義の四人)(ヴィットリオ・デ・シーカ)
- 探偵ストレンジ(アダム・ストレンジ/アンソニー・クエイル)
- パットン大戦車軍団(オマル・ブラッドリー米陸軍大将【カール・マルデン】)※日本テレビ旧録版
著書
編集- 『ぼくの俳優手帖』
脚注
編集外部リンク
編集- 永井智雄 - 日本映画データベース
- 永井智雄 - NHK人物録