毛利甚八
毛利 甚八(もうり じんぱち、1958年 - 2015年11月21日)は、長崎県佐世保市出身の著作家・劇画原作者・写真家。本名、毛利 卓哉(もうり たくや)[1]。
人物
編集長崎県立佐世保西高等学校より日本大学芸術学部に進学。同校卒業後、数多くの雑誌のライターを経て、1986年から魚戸おさむ画の『家栽の人』の原作を手掛けた。
2001年に大分県へ住まいを移し、2003年より中津少年学院で篤志面接委員を務める[2]。
2011年より雑誌『G2』でルポルタージュを発表する[3]。2012年より『サンデー毎日』で連載の漫画『のぞみ』の原作を担当する。
作品
編集漫画
編集- 家栽の人(魚戸おさむ画、小学館)
- ケントの方舟(魚戸おさむ画、小学館)
- BENKEI IN NEW YORK [N.Y.の弁慶](谷口ジロー画、小学館)
- 地(つち)の子(幡地英明画、集英社)
- たぢからお(吉開寛二画、講談社)
- 裁判員の女神(かわすみひろし画、実業之日本社)
- 人情小料理 のぞみ(ひきの真二画、毎日新聞社)
ルポルタージュ
編集- 宮本常一を歩く(上下巻、小学館、1998年)
- 九州独立計画 玄海原発と九州のしあわせ(講談社、2013年)
- 「家栽の人」から君への遺言 佐世保高一同級生殺害事件と少年法(講談社、2015年)
その他
編集脚注
編集- ^ a b 訃報:毛利甚八さん 57歳=漫画「家栽の人」原作者 毎日新聞 2015年11月23日
- ^ 『少年院のかたち』『九州独立計画』著者略歴より。
- ^ 「G2」所収「玄海原発の悲しい物語」