梅内 拓生 (うめない たくせい、1941年- )は、日本の医学者医学博士東京大学名誉教授。世界保健機関ジュネーブ本部感染対策次長、吉備国際大学学長。

来歴

編集

岩手県大船渡市盛町出身。宮城県気仙沼高等学校東北大学医学部卒業。東北大学助教授を経て、1982年 世界保健機関(WHO)西太平洋地域感染対策課長に就任し、西太平洋地域感染対策部長、ジュネーブ本部感染対策次長、1992年 東京大学医学部大学院教授を歴任。2001年 吉備国際大学学長に就任した[要出典]。日本性感染症学会名誉会員[1]、青梅今井病院特別顧問。

略歴

編集
  • 1966年 東北大学医学部卒業
  • 1976年 大学大学院医学研究科博士課程修了・医学博士[2]
  • 1976年 東北大学講師(感染症、免疫、一般内科)
  • 1978年 東北大学助教授(保健、感染症、免疫、一般内科)
  • 1982年 世界保健機関(WHO)西太平洋地域感染対策課長
  • 1985年 同 西太平洋地域感染対策部長
  • 1989年 同 ジュネーブ本部感染対策次長
  • 1992年 東京大学医学部大学院教授(国際保健計画学)
  • 2001年 吉備国際大学学長[3]
  • 2002年 国際医療福祉大学大学院教授(国際保健、生きがい研究・相談)
  • 2007年 北里大学客員教授[4]

人物

編集

五七五、五七五七七の短韻文に詠んだ複数の作品をつなげて評をして、詠作者の「存在と心」に触れる会話を目指した「ことばつなぎ」活動を行う[5]

郷里の岩手県大船渡市の観光大使「さんりく・大船渡ふるさと大使」、また宮城県気仙沼高校出身ということから「みなと気仙沼大使」[6]をつとめる。

著書

編集
  • 「国際保健学序説 : これからの国際協力への提言」 へるす出版  2000.7

監修

  • 「バッシュ国際保健学講座」PaulF.Basch(著)梅内拓生(監修)PHC開発研究会 2001.3[7]

出典

編集
  1. ^ 日本性感染症学会 名誉会員・顧問一覧2017.2
  2. ^ 国立国会図書館. “博士論文『The protective effect of 9-methylstreptimidone on Candida albicans intection in mice』”. 2024年4月26日閲覧。
  3. ^ 吉備国際大学HP~沿革[リンク切れ]
  4. ^ 北里大学2016国際保健学シラバス[リンク切れ]
  5. ^ livedoor Blog~自己紹介[リンク切れ]
  6. ^ 気仙沼市HP~みなと気仙沼大使[リンク切れ]
  7. ^ 「バッシュ国際保健学講座」PaulF.Basch(著)梅内拓生(監修)