根津由喜夫

日本の歴史学者

根津 由喜夫(ねづ ゆきお、1961年昭和36年)2月 - )は、日本歴史学者文学博士京都大学)。金沢大学人間社会研究域歴史言語文化学系教授(人文学類担当)。専門は中・後期ビザンツ帝国史。群馬県生まれ。

根津由喜夫
人物情報
生誕 1961年2月
日本の旗 日本群馬県
出身校 京都大学大学院文学研究科
学問
活動地域 日本
研究分野 ビザンツ帝国
研究機関 金沢大学
学位 博士・文学(京都大学)
称号 教授
学会 日本西洋史学会、日本ビザンツ学会
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経歴

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群馬県立沼田高等学校を経て、金沢大学法文学部史学科を卒業。1990年3月、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。金沢大学に戻り、2009年に教授。2013年、文学博士(京都大学)[1]

日本西洋史学会、西洋史読書会、日本ビザンツ学会に所属している。

著書

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  • 『ビザンツ 幻影の世界帝国』(講談社選書メチエ) 1999
  • 『ビザンツの国家と社会』(山川出版社、世界史リブレット) 2008
  • 『夢想のなかのビザンティウム - 中世西欧の「他者」認識』(昭和堂) 2009
  • 『図説 ビザンツ帝国 - 刻印された千年の記憶』(河出書房新社、ふくろうの本 世界の歴史) 2011
  • 『ビザンツ貴族と皇帝政権 - コムネノス朝支配体制の成立過程』(世界思想社、金沢大学人間社会研究叢書) 2012
  • 『聖デメトリオスは我らとともにあり - 中世バルカンにおける「聖性」をめぐる戦い』(山川出版社) 2020

共編著

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  • 『ビザンツ 交流と共生の千年帝国』(井上浩一共編著、昭和堂) 2013

翻訳

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  • 『ビザンツ 驚くべき中世帝国』(ジュディス・ヘリン、井上浩一監修、足立広明, 中谷功治, 高田良太共訳、白水社) 2010、新版 2021
  • 『ビザンツ帝国の歴史 政治・社会・経済』(ジャン=クロード・シェネ、白水社 文庫クセジュ、2024)

論文

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  • 根津由喜夫「ビザンツ貴族と皇帝政権 : コムネノス朝支配体制の成立過程」京都大学 博士論文(文学)、乙第12718号、2013年、NAID 500000572512 
  • 根津由喜夫「ライデストス穀物専売政策をめぐって - 11世紀ビザンツの国家と官僚」『史林』第70巻第1号、史学研究会 (京都大学文学部内)、1987年1月、44-72頁、doi:10.14989/shirin_70_44ISSN 03869369NAID 110000235273 
  • 根津由喜夫「10世紀小アジア貴族の世界」『古代文化』第41巻第2号、古代学協会、1989年1月、22-3759頁、ISSN 0045-9232NAID 110000448459 
  • 根津由喜夫「ロマノス3世アルギュロスの蹉跌 - 11世紀前半のビザンツ皇帝権と政治体制」『史林』第74巻第2号、史学研究会 (京都大学文学部内)、1991年3月、260-293頁、doi:10.14989/shirin_74_260ISSN 03869369NAID 120000807404 
  • 根津由喜夫「アレクシオス1世の権力確立過程 - 軍幹部層の構造分析から」『西洋史学』第167号、日本西洋史学会、1992年、144-163頁、ISSN 03869253NAID 40002086742 
  • 根津由喜夫「アレクシオス=コムネノスの従者団」『富山大学人文学部紀要』第19号、富山大学、1993年、45-71頁、ISSN 03865975NAID 110000293083 
  • 根津由喜夫「イサキオス一世とコンスタンティノス十世の治世をめぐって - 過渡期のビザンツ皇帝政権」『史林』第80巻第5号、史学研究会 (京都大学文学部内)、1997年9月、639-675頁、doi:10.14989/shirin_80_639ISSN 03869369NAID 120000807423 
  • 根津由喜夫「聖山アトスのアマルフィ人修道院」『北陸史学』第48号、北陸史学会、1999年12月、21-36頁、ISSN 03868885NAID 120000809092 
  • 根津由喜夫「東欧(中世)(ヨーロッパ)」『史学雑誌』第111巻第5号、史学会、2002年、922-925頁、doi:10.24471/shigaku.111.5_922ISSN 0018-2478NAID 110006282909 

脚注

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外部リンク

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