松本忠夫
松本 忠夫(まつもと ただお、1943年9月14日 - )は、日本の生態学者。学位は、理学博士。放送大学客員教授、東京大学名誉教授。専門は社会性昆虫学[1]。研究テーマは、熱帯のシロアリ、家族性ゴキブリの進化生態[2]、系統進化[3]。東京都出身。
経歴
編集受賞
編集- 第1回日本昆虫学会賞 共同受賞 1999.11
- Zoological Science Award 共同受賞 2000.10
- 第4回日本生態学会賞 2005.3
- 第8回日本生態学会功労賞 2009.3
著書
編集共編著
編集- 『動物の物質経済研究法』中村方子共著、共立出版、1978
- 『社会性昆虫の進化生態学』東正剛共編著、海游舍、1993
- 『集団と環境の生物学』編著、放送大学、2003
- 『生命科学のための基礎シリーズ 生物』共著、実教出版、2004
- 『生命環境科学1 生物多様性の成り立ち』編著、放送大学、2005
- 『生物界の変遷 新しい進化生物学入門』西田治文・二河成男共編著、放送大学、2006
- 『生態と環境』長谷川眞理子共編、培風館 シリーズ21世紀の動物科学、2007
- 『生物集団と地球環境』福田正己共編著、放送大学、2007
- 『初歩からの生物学』星元紀,二河成男共著、放送大学、2008
- 『動物の科学』星元紀共編著、放送大学、2009
- 『生命環境科学(改訂版)生物多様性の成り立ちと保全』編著、放送大学、2010
- 『自己組織化で生まれる秩序 シロアリ・量子ドット・人間社会』武田計測先端知財団編、ケイ・ディー・ネオブック、荒川泰彦・今田高俊・唐津治夢共著、2012
- 『生物圏の科学 生物集団と地球環境』編著、放送大学、2012
訳書
編集学外における役職
編集- 1999年1月 - 2003年8月 国際社会性昆虫学会会長(President, International Society for Study of Social Insects)
- 2000年10月 - 2007年9月 第17-19期日本学術会議会員
- 2007年10月 - 日本学術会議連携会員 生態科学分科会委員長
脚注
編集出典
編集- ^ 『社会性昆虫の生態』培風館、1983
- ^ a b 「第8回(2010年)日本生態学会功労賞受賞者」日本生態学会
- ^ 動物の生態: 脊椎動物の進化生態を中心に (新・生命科学シリーズ) 裳華房、2015