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東雲通(しののめどおり)は兵庫県神戸市中央区町名。現行行政地名は東雲通一丁目から東雲通六丁目。郵便番号は651-0079。

地理

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旧・葺合区中央部、阪急春日野道駅の南側、春日野道商店街の西側に位置する。住宅・商業地域。東は筒井町、南は八雲通、北は若菜通。東西に長い三角形の町域で、一~六丁目が置かれる。

一丁目に春日野道商店街・真宗興正派西教寺・高野山真言宗常光寺、四丁目と五丁目の間に大安亭市場がある。

地価

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住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、東雲通2-5-11の地点で21万3000円/m2となっている。[1]

歴史

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明治34年(1901年)、耕地整理の際に葺合東雲通として神戸市葺合町の一部から成立し、区制施行まで「葺合」を冠称。同時に名づけられた日暮通と対応して付けたとも(西摂大観)、『新勅撰和歌集』に収められている「みつか夜のまだ臥し慣れぬ芦の屋のつまもあらはに明る東雲」という平安時代の歌人藤原家隆の歌から採った(葺合懐古三千年史)ともいう。

  • 昭和11年(1931年)、阪神急行電鉄が高架で三宮に乗り入れて、北隣に春日野道駅が設けられる。この一帯はかつて新川スラムと呼ばれるスラム街であった。

人口統計

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  • 平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)での世帯数1,009、人口1,700、うち男性796人、女性904人[2]
  • 昭和63年(1988年)の世帯数744・人口1,800[3]
  • 昭和35年(1960年)の世帯数1,317・人口5,088[3]
  • 大正9年(1920年)の世帯数943・人口3,894[3]

脚注

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参考文献

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  • 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803