村上常太郎
日本の検察官、弁護士 (1884-?)
村上 常太郎(むらかみ じょうたろう[1]、1884年〈明治17年〉9月15日[2] - 1975年)は日本の検察官、弁護士。元最高検察庁次長検事。政治家村上誠一郎の祖父。
略歴
編集- 1884年 - 愛媛県越智郡宮窪村(現・今治市)に、村上紋四郎の長男[3]として生まれる
- 1914年 - 東京帝国大学法科大学英法科卒業[3] 司法官試補 東京地方裁判所詰
- 1916年 - 検事 東京地方裁判所予備検事 長崎地方裁判所検事
- 1919年 - 川越区裁判所検事 浦和区裁判所検事
- 1920年 - 東京区裁判所検事
- 1922年 - 浜松区裁判所検事
- 1924年 - 広島控訴院検事
- 1927年 - 欧米各国へ出張
- 1932年 - 長崎地方裁判所検事
- 1934年 - 東京控訴院検事
- 1939年 - 千葉地方検察庁検事正
- 1940年 - 大審院検事
- 1942年 - 東京控訴院次席検事[3]
- 1945年 - 退官
- 1948年 - 弁護士登録
- のち、松山弁護士会会長を歴任[1]。
- 1966年 - 勲三等瑞宝章を受章する[1]。
- 1972年 - 長男に続き次男の信二郎を亡くす[4]
- 1974年 - 宮窪町の名誉町民第一号になる。
- 1975年 - 死去、享年90[5]
家族・親族
編集参考文献
編集- 猪野三郎監修『第十版 大衆人事録』(昭和9年)ム一五頁
- 『大日本司法大観』(1940年、編纂兼発行者 沖邑良彦)34頁
- 『叙勲名鑑 昭和41年秋季版』叙勲名鑑刊行会、1967年。