昭和駅

神奈川県川崎市川崎区扇町にある東日本旅客鉄道の駅

昭和駅(しょうわえき)は、神奈川県川崎市川崎区扇町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線である。駅番号JI 09

昭和駅
駅舎(2018年10月)
しょうわ
Shōwa
JI 08 浜川崎 (0.7 km)
(0.6 km) 扇町 JI 10
地図
所在地 川崎市川崎区扇町1
北緯35度30分23.5秒 東経139度43分26.5秒 / 北緯35.506528度 東経139.724028度 / 35.506528; 139.724028座標: 北緯35度30分23.5秒 東経139度43分26.5秒 / 北緯35.506528度 東経139.724028度 / 35.506528; 139.724028
駅番号 JI09
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 鶴見線
キロ程 6.4 km(鶴見起点)
電報略号 セワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
569人/日(降車客含まず)
-2008年-
開業年月日 1931年昭和6年)3月20日[1]
備考
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歴史

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駅名の由来

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昭和肥料(後の昭和電工、現:レゾナック・ホールディングス)の工場の最寄り駅であることから、この名前が付けられた。

なお、川崎区内には「川崎区昭和」という地名があるが、当駅とは関係はない。

駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅施設はレゾナック川崎事業所に隣接している。

無人駅で、簡易Suica改札機設置駅。ホームの一部に屋根がある。駅舎は2017年に建て替えられ、自動券売機のスペース等を省いた簡素なものとなっている。トイレは設置されていない。

ホームに面している線路に平行してもう一本走る線路は、浜川崎駅扇町駅を結ぶ貨物線である。浜川崎駅 - 扇町駅間は鶴見線旅客列車の走る電車線とこの貨物線からなる単線並列区間で、複線ではない。

またかつては、当駅手前より貨物線から分岐して道路を横断し、東亜石油京浜製油所扇町工場へ続く専用線(浜川崎駅構内扱い)が分岐していたが、2011年(平成23年)9月30日の工場閉鎖後は使用停止となっている。

当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。

利用状況

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2008年度の1日平均乗車人員は569人である[5]。鶴見線本線では最も利用客が少ない。また、全線では新芝浦駅に次いで2番目に少ない。

近年の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員
年度 1日平均
乗車人員
1995年(平成07年) 388
1996年(平成08年) 407
1997年(平成09年) 398
1998年(平成10年) 402
1999年(平成11年) 426
2000年(平成12年) 390
2001年(平成13年) 358
2002年(平成14年) 397
2003年(平成15年) 426
2004年(平成16年) 448
2005年(平成17年) 471
2006年(平成18年) 467
2007年(平成19年) 532
2008年(平成20年) 569

※ 無人駅は正確な数が把握できないとして、2009年以降非公表となった。

駅周辺

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バス路線

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昭和駅前
レゾナック前

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
  鶴見線
浜川崎駅 (JI 08) - 昭和駅 (JI 09) - 扇町駅 (JI 10)

脚注

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、16-17頁。 
  2. ^ 「国電鶴見線の12駅- ラッシュ線、初の無人化 駅員76人“消えた”」 毎日新聞 (毎日新聞社): p3.(1971年3月1日 夕刊)
  3. ^ a b 「通報 ●鶴見線国道駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月27日、10面。
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-123-6 
  5. ^ 川崎市統計書

関連項目

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外部リンク

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