日本ラインゴルフ倶楽部

日本ラインゴルフ倶楽部(にほんラインゴルフくらぶ)は、岐阜県可児市室原に広がるゴルフ場である。

日本ラインゴルフ倶楽部
Nihon Rhine Golf Club
日本ラインゴルフ倶楽部
東建塩河カントリー倶楽部の空中写真。
2000年10月5日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
岐阜県可児市室原87番地
座標: 北緯35度23分41.03秒 東経137度1分42.71秒 / 北緯35.3947306度 東経137.0285306度 / 35.3947306; 137.0285306
概要
開業 1966年昭和41年)11月13日
運営 メンバーシップコース
設計 村上 義一
運営者 日本ライン観光株式会社
トーナメント ・1977年 第45回 日本プロゴルフ選手権大会
・1981年 第46回 日本オープンゴルフ選手権競技大会
・1986年 第54回 日本プロゴルフ選手権大会
コース
西コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 532 1 4 396
2 4 416 2 3 195
3 4 421 3 4 424
4 4 350 4 4 378
5 3 187 5 5 523
6 5 520 6 4 419
7 3 183 7 4 375
8 4 413 8 3 177
9 4 413 9 5 528
36 3435 36 3415
東コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 528 10 4 395
2 4 405 11 4 407
3 3 195 12 4 353
4 5 558 13 4 438
5 4 411 14 3 225
6 3 193 15 5 550
7 4 491 16 3 192
8 4 189 17 4 402
9 4 436 18 5 501
36 3406 36 3463

その他
公式サイト 日本ラインゴルフ倶楽部
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概要

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1955年昭和30年)代、中京地区はゴルフ場の新設ブームを迎え、36ホール計画は初めてと話題になった。1964年(昭和39年)12月24日、岐阜県可児丘陵日本ライン美濃太田側乗船場近くに、36ホール規模のゴルフ場計画が動き出した。新たなゴルフ場の建設に向け母体会社「日本ライン観光株式会社」が設立された。

コース設計は東西コースとも、「川奈ホテルゴルフコース」で育ち、1955年(昭和30年)代に関東プロゴルフ協会(現・日本プロゴルフ協会)の会長でプロ界の再建に尽力した村上義一に依頼した。村上は同じ岐阜県内の「愛岐カントリークラブ・桜ケ池コース」の設計を行い、その評価に引かれて決定された。設計思想としては、神奈川の名門「相模原ゴルフクラブ・西コースは自然林を生かした緻密な戦略性のあるコースで評判が高い。

1966年昭和41年)11月13日、現・西コース18ホール、6,780ヤードパー72規模のゴルフ場が完成、開場された。同時に東コースの工事の進行を進め、1967年(昭和42年)9月、27ホール規模となり、1970年(昭和45年)11月、36ホール規模のゴルフ場が正式に開場された。

コースは、雄大なスケールの36ホールの丘陵コースで、西コースは、高低差が30m程でホール間を主にの樹や林でセパレートされ、ウォーターハザードやクロスバンカーがあり戦略性が求められる、チャンピオンコースである[1][2]。東コースは、西コースよりも距離が長く、ホール間は多くの樹種でセパレートされており、地形を自然のままに生かしたレイアウトで、谷越えや池で変化に富んでおり技術を要求されるコースである[1][2]

日本のプロゴルフメジャー大会の1つ、日本ゴルフ協会主催競技でもあり、日本選手権大会に相当する、日本オープンゴルフ選手権競技大会など多くの大会開催の実績がある。

所在地

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〒509-0253 岐阜県可児市室原87番地

コース情報

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  • 開場日 - 1966年11月13日
  • 設計者 - 村上 義一
  • 面積 - 1,820,000m2(約55万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 36ホールズ、パー144、13,719ヤード、コースレート 西コース72.5、東コース72.7
  • グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
  • フェアウエイ - コーライ
  • ラフ - コーライ
  • ハザード - バンカーの180、池が絡むホール16
  • プレースタイル - 乗用カート(5人乗り)、リモコン式、キャディ付き
  • 練習場 - 45打席 250ヤード
  • 休場日 - 毎週月曜日(祝日の場合翌日)、12月31日、1月1日[1][2]

クラブ情報

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  • ハウス面積 - 5,115m2(1,547坪)
  • ハウス設計 - 久米建築事務所(現・株式会社久米設計
  • ハウス施工 - 株式会社富士工[1][2]

ギャラリー

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交通アクセス

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鉄道

道路

メジャー選手権

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エピソード

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  • 日本ラインは、岐阜県美濃太田から愛知県犬山市までの13kmの木曽川渓谷美と8カ所の早瀬を抜ける景観が、欧州中央を流れるライン川に似ているとして命名された[9]
  • 「日本ラインゴルフ倶楽部」の設計は、ロングドライブで競う設計ではなく、精度の高いプロ技術を求める設計が特徴である[9]

脚注

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  1. ^ a b c d クラブ概要”. 日本ラインゴルフ倶楽部. 2020年8月28日閲覧。
  2. ^ a b c d 日本ラインゴルフ倶楽部”. ゴルフホットライン. 2020年8月28日閲覧。
  3. ^ 東コース詳細]”. 日本ラインゴルフ倶楽部. 2020年8月28日閲覧。
  4. ^ 西コース詳細”. 日本ラインゴルフ倶楽部. 2020年8月28日閲覧。
  5. ^ 施設情報”. 日本ラインゴルフ倶楽部. 2020年8月28日閲覧。
  6. ^ アクセス”. 日本ラインゴルフ倶楽部. 2020年8月28日閲覧。
  7. ^ a b 日本プロゴルフ選手権大会”. 日本プロゴルフ協会. 2020年8月28日閲覧。
  8. ^ 日本オープンゴルフ選手権競技”. 日本ゴルフ協会. 2020年8月28日閲覧。
  9. ^ a b 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「日本ラインゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月

関連文献

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  • 『月刊ゴルフマネジメント』、5月20(177)、「日本オープン物語 表紙・日本ラインゴルフ倶楽部」、東京 一季出版、1999年5月
  • 『ゴルフ場ガイド 西版』2006-2007、「日本ラインゴルフ倶楽部(岐阜県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「日本ラインゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月

関連項目

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外部リンク

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