新阪急ホテル
新阪急ホテル(しんはんきゅうホテル)は、大阪府大阪市北区と京都府京都市下京区にある阪急電鉄系のホテルである。現在は阪急阪神第一ホテルグループに所属し、運営は阪急阪神ホテルズが行っている。
新阪急ホテルチェーン
編集大阪新阪急ホテル
編集大阪新阪急ホテル | |
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ホテル概要 | |
正式名称 | 大阪新阪急ホテル |
運営 | 阪急阪神ホテルズ |
階数 | 地下2階 - 地上10階 |
部屋数 | 961室 |
開業 | 1964年(昭和39年)8月8日 |
閉業 | 2025年(令和7年)1月4日宿泊分 |
最寄駅 | 阪急電鉄大阪梅田駅・JR大阪駅 |
最寄IC | 阪神高速11号池田線梅田出入口 |
所在地 |
〒530-8310 大阪府大阪市北区芝田一丁目1番35号 |
位置 | 北緯34度42分18.212秒 東経135度29分51.104秒 / 北緯34.70505889度 東経135.49752889度 |
公式サイト | 公式サイト |
概要
編集東京オリンピックや東海道新幹線開業に沸いた1964年(昭和39年)大阪キタの中心地・梅田に開業した。阪急創始者である小林一三が開業させた新橋第一ホテルにおける「特権階級向けではなくビジネスマンに使いやすいホテルを」という構想を、一三の死後、高度経済成長の時期に今度は大阪で実現させたものである。
阪急電鉄大阪梅田駅に直結しており、またJR大阪駅やOsaka Metro梅田駅などの主要ターミナル駅から近く、また1階からは大阪国際空港や関西国際空港行きのリムジンバスが発着している。
本館の北には別館である新阪急ホテルアネックス(客室数302)がある。
建物の老朽化の進展や近くに系列のホテル阪急レスパイア大阪が開業したことから、大阪新阪急ホテルについては2024年度末頃に営業を終了する予定である[1]。今後は芝田1丁目計画で再整備することにしている[2]。
沿革
編集- 1964年(昭和39年)8月8日 - 開業
- 1970年(昭和45年)3月6日 - 新館オープン
- 1985年(昭和60年)7月12日 - 別館となる新阪急ホテルアネックスを開業
- 2014年(平成26年)8月8日 - 開業50周年
- 2025年(令和7年)1月4日 - 営業終了予定[3]
アクセス
編集施設概要
編集- 地上10階・地下2階建て
- 総客室数:961室
その他
編集- 大阪新阪急ホテルのあった北区小深町38番地には、関西観光自動車の営業所を経て、阪急バス大阪営業所があった。大阪新阪急ホテルの建設工事にあわせて、1962年12月に東和町10の1(現在のホテル阪急インターナショナル)に移転した。
新阪急ホテルアネックス
編集新阪急ホテルアネックス | |
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ホテル概要 | |
正式名称 | 新阪急ホテルアネックス |
運営 | 阪急阪神ホテルズ |
階数 | 地上1階 - 地上17階 |
部屋数 | 302室 |
開業 | 1985年(昭和60年)7月12日 |
最寄駅 | 阪急電鉄大阪梅田駅・JR大阪駅 |
最寄IC | 阪神高速11号池田線梅田出入口 |
所在地 |
〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田一丁目8番1号 |
位置 | 北緯34度42分25.261秒 東経135度29分50.546秒 / 北緯34.70701694度 東経135.49737389度 |
公式サイト | 公式サイト |
概要
編集本館の高稼働による慢性的な客室不足を解消するため、阪急電鉄は1985年(昭和60年)北野阪急ビルを建設し、完成したビルの1階(フロント)と7階から17階(客室)に入居した。
北野阪急ビルの1階の一部、地下1階、2階、3階、4階のフロアは、「DD HOUSE」という飲食店やフィットネスクラブなどが入居する商業施設になっている。
沿革
編集アクセス
編集- 阪急大阪梅田駅 茶屋町口より徒歩3分
- JR大阪駅御堂筋北口より北側陸橋渡って北へ徒歩5分
- Osaka Metro御堂筋線梅田駅 北改札出て徒歩5分
施設概要
編集- 地上17階・地下2階建て(ホテル部分は1階と7階から17階)
- 総客室数:302室
京都新阪急ホテル
編集京都新阪急ホテル | |
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ホテル概要 | |
正式名称 | 京都新阪急ホテル |
運営 | 阪急阪神ホテルズ |
階数 | 地下1階 - 地上9階 |
部屋数 | 323室 |
開業 | 1981年(昭和56年)7月7日 |
最寄駅 | JR京都駅 |
最寄IC | 名神高速道路京都南IC |
所在地 |
〒600-8216 京都府京都市下京区塩小路通新町東入東塩小路町579 |
位置 | 北緯34度59分14.762秒 東経135度45分27.871秒 / 北緯34.98743389度 東経135.75774194度 |
公式サイト | 公式サイト |
概要
編集新阪急ホテル初のチェーン店として1981年(昭和56年)京都駅前に開業した。夏季には屋上でビアガーデンが営業している。(休業中)
ホテル前からは阪急バスが共同運行する京都経由の高速バスが発着している。但し、2017年3月31日まで運行していた福岡方面行きのムーンライト号は八条口側にあるホテル京阪前から発着していた。
沿革
編集アクセス
編集施設概要
編集- 地上9階・地下1階建て
- 総客室数:323室
食材の偽装表示問題
編集2006年から「大阪新阪急ホテル」で営業するレストランや宴会場でメニュー表示と異なる食材を使用して客に料理を提供していた[4]。
脚注
編集出典
編集- ^ “連結業績予想の修正及び個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ (添付資料)阪急阪神ホテルズにおける構造改革について”. 阪急阪神ホールディングス. 2021年3月31日閲覧。
- ^ 『「梅⽥ビジョン」 を発表―世界と関⻄をつなぐ「国際交流拠点」を⽬指す―阪急阪神ホールディングスグループの総⼒を結集し「新産業創出拠点」「国際観光拠点」としての都市機能の創出を図ります。』(プレスリリース)阪急阪神ホールディングス・阪急阪神不動産、2022年5月20日 。2022年6月19日閲覧。
- ^ “大阪新阪急ホテル 営業終了のお知らせ” (2023年10月31日). 2023年10月31日閲覧。
- ^ 阪急阪神ホテルズ、消費者欺く"メニュー偽装"--47の料理で表示と異なる食材 マイナビニュース 2013年10月24日
外部リンク
編集- 大阪新阪急ホテル
- 新阪急ホテルアネックス
- 京都新阪急ホテル
- 京都新阪急ホテル - 京都観光Navi