斎藤信
日本のドイツ語・日蘭関係史学者
斎藤 信(さいとう まこと、1911年4月25日 - 2008年4月5日[1])は、日本のドイツ語・日蘭関係史学者。名古屋市立大学名誉教授。
人物・来歴
編集東京市神田区(現中央区)生まれ。1937年東京帝国大学文学部独文科卒。陸軍教授、戦後は米子医療専門学校教授、鳥取大学学芸学部助教授、金沢大学法文学部助教授、1957年名古屋市立大学教養部教授、1975年定年退官、名誉教授、藤田学園保健衛生大学医学部教授、1984年同客員教授[2]。 ドイツ語教員のかたわら、シーボルト親子の著書を翻訳した。
著書
編集翻訳
編集- 『江戸参府紀行』(フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト、平凡社東洋文庫) 1967
- 『江戸参府旅行日記』(エンゲルベルト・ケンペル、、平凡社、東洋文庫) 1977
- 『シーボルト 日本』第2‐3巻(中井晶夫, 金本正之共訳、雄松堂書店) 1978
- 『ジーボルト最後の日本旅行』(アレクサンダー・フォン・シーボルト、平凡社、東洋文庫) 1981
- 『参府旅行中の日記』(シーボルト、フリードリヒ・M・トラウツ編、思文閣出版) 1983