後藤良造
日本の有機化学者
後藤 良造(ごとう りょうぞう、1907年1月19日 - 1985年12月27日)は、日本の有機化学者。京都大学名誉教授。
経歴
編集福岡市に生まれる。1924年福岡県立中学修猷館[1]、1928年第五高等学校理科甲類[2]を経て、1931年京都帝国大学理学部化学科を卒業[3]。京都帝国大学大学院を修了し、1938年理学博士の学位を受ける。
京都帝国大学において、講師を経て、1940年助教授となり、1952年有機化学研究室教授に就任。1965年京都大学理学部長に就任する。1970年退官し名誉教授となる。この間、日本学術会議会員、日本化学会副会長などを務めている。
1966年「有機化学の基礎反応に関する研究」により日本化学会賞を受賞。
参考文献
編集- 『事典 日本の科学者-科学技術を築いた5000人』(日外アソシエーツ、2014年)