市川市動植物園
座標: 北緯35度45分53.2秒 東経139度57分54.79秒 / 北緯35.764778度 東経139.9652194度
市川市動植物園(いちかわしどうしょくぶつえん、英:Ichikawa Zoological & Botanical Garden)は、千葉県市川市の市立動物園及び植物園。コツメカワウソ舎で「流しカワウソ」というパイプを用いた遊具を展示することで知られる。
市川市動植物園 Ichikawa Zoological & Botanical Garden | |
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施設情報 | |
管理運営 | 千葉県市川市 |
頭数 | 457頭(2016年現在) |
種数 | 56種(2016年現在) |
主な飼育動物 |
シセンレッサーパンダ スマトラオランウータン コツメカワウソなど |
開園 | 1987年8月21日[1][2] |
所在地 |
〒272-0801 千葉県市川市大町284番地[3] |
公式サイト |
市川市動植物園公式ホームページ 市川市動植物園(公式Twitter) (@ichikawa_zoo) - X(旧Twitter) |
園内には交流都市から寄贈されたシセンレッサーパンダ、スマトラオランウータンなど、貴重な動物たちも展示及び飼育をしているほか、観賞植物園、バラ園なども併設している[3]。
概要
編集1987年(昭和62年)8月21日開園[1][2]、動物たちとのふれあいがテーマの動物園及び観賞植物園、バラ園などを併設した植物園。なかよし広場ではモルモットなどに開園中いつでも触れ合うことができる。レッサーパンダ、スマトラオランウータンなど、貴重な動物たちも飼育展示している。入り口にはレストハウス、自然博物館があり、動物の標本などもある。園内には「ミニてつどう」も走行している。
2013年夏にコツメカワウソ舎で“流しカワウソ”というパイプを用いた遊具を展示し、話題となった[4](詳細は「流しカワウソ」を参照)。
展示動物
編集飼育動物数(2018年11月30日現在)
哺乳類 | 28種 | 329点 |
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鳥類 | 23種 | 74点 |
爬虫類 | 5種 | 34点 |
計 | 56種 | 437点 |
中心部にはサル山があり、ニホンザルを飼育。その周辺には、家畜ゾーンやなかよし広場があり、レッサーパンダもいる。なかよし広場は、ウサギ、モルモット、ニワトリ、ブタ(ミニブタ)などに触ることができる。小獣・モンキーゾーンには、キツネザルやリスザル、コツメカワウソやタヌキなどもいて充実している。
フライングケージは広いオリを生かして鳥が40羽近く飼育されている。その先の竹林にはエミューが居て、さらに奥のミニ鉄広場がある。
ミニ鉄広場には1991年(平成3年)4月2日に開通のミニ鉄道[5]、遊具がある。さらにオランウータンがいて、レッサーパンダ2号舎がある。2号舎のレッサーパンダは多摩動物公園や東北サファリなどから移籍したものもいる。2号舎は1号舎と違い、金網状の展示施設。
動物親善大使
編集交流都市からの寄贈された動物親善大使。
施設
編集なかよし広場
編集ふれあいを中心としたゾーン。モルモット、ウサギ、ミニブタ、ヤギなどにふれあうとこができる。そのほか、広場には様々な動物がいる。
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家畜舎
編集ウシ、ウマ、ロバなど様々な家畜の仲間がいる。
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小獣舎
編集タヌキ、フェネック、カワウソなど主に小型食肉目の動物たちがいる。
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サル舎・サル山
編集小さなマーモセット類から小型類人猿のシロテテナガザルまで幅広い種類のサルがいる。サル山ではニホンザルがいる。
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フライングケージ
編集フライングケージはシュバシコウをはじめフラミンゴ、トキ類、ガンカモ類などの鳥たちが暮らす1000平米を超える通り抜け方式の巨大バードケージである。
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エミュー舎
編集フライングゲージに隣接するエミュー舎では竹林を優雅に歩くエミューがみられる。
- エミュー
その他展示施設
編集管理棟3階ロビーでは自然博物館と共同で、カメ類、魚類等の水槽で飼える動物を展示。
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また、動物園管理室窓口横でペアのオカメインコがいる。
レストラン・ショップ
編集レストラン(食堂) | レストハウス2階 | 軽食あり(お弁当持込み可) 定員80名 |
ショップ(売店) | レストハウス2階 |
サービス施設
編集ベビーカーの貸し出し | 入口ゲートにて1台50円 |
コインロッカー | レストハウス |
貸し傘 | 園内各所(駐車場まで利用可) |
授乳室 | 自然博物館内 |
おむつ換えベット | レストハウス2階、サル山裏トイレ、自然博物館内 |
救護施設 | 動物園管理棟1階 |
身障者用トイレ | 動物園入口内、レストハウス1階、サル山の裏 |
喫煙場所 | 電子タバコを含むすべての喫煙は民間駐車場にて(園内全面禁煙) |
施設情報
編集基本情報
編集施設名 | 市川市動植物園 |
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所在地 | 〒272-0801 千葉県市川市大町284番1 |
営業時間 | 9時30分〜16時30分(入園は16時まで) |
定休日/休業日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※年末年始の休業日は年により異なる |
駐車場 | あり 【普通車台数】240台
民間駐車場(普通車500円、バス2,000円、バイク200円) |
施設オプション | トイレ設備あり |
ユニバーサルデザイン
編集救護施設設置、車いす対応スロープあり、手すり付き便器ありなど。
交通
編集公共交通機関
編集- JR東日本武蔵野線 市川大野駅から
- 徒歩約40分
- 市川市コミュニティバス[7]より、「動植物園」下車
- 京成バス(市川営業所行)、「大野町4丁目」下車(土日祝のみ)
- 京成バス(大町駅行)、「駒形」下車、徒歩約10分
- 京成バス(動植物園行)、終点下車、徒歩約10分
- JR東日本・都営地下鉄 本八幡駅及び京成本線 京成八幡駅から
- 京成バス(市川営業所行)、「大野町4丁目」下車(土日祝のみ)
- 京成バス(大町駅行)、「駒形」下車、徒歩約10分
- 京成バス(動植物園行)、終点下車、徒歩約10分
自動車
編集- 首都高速7号小松川線・京葉道路 市川インターチェンジ、原木ICより、国道14号方面へ
- 民間駐車場有(駐車料金普通車500円、バス 2,000円)
周辺施設
編集- 大町自然観察園(長田谷津)
- 少年自然の家
- ありのみコース(フィールドアスレチック)
- 大慶園
脚注
編集出典
編集- ^ a b “豊かな緑、ふれあいの場 「市川市動植物園」オープンきょうから一般公開”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 11. (1987年8月21日)
- ^ a b “開園前からにぎやか 市川市動植物園、21日オープン”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 21. (1987年8月11日)
- ^ a b “施設ガイド”. 市川市動植物園. 2017年8月18日閲覧。
- ^ 流しカワウソ 大人気!ネットで大ウケ 来園者3割増2013年8月2日 06:00 スポニチweb Archived 2014年2月1日, at the Wayback Machine.
- ^ “一周300メートルミニ鉄道開通 市川市立動植物園 きょうから“本格営業””. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 13. (1991年4月2日)
- ^ “市川市動植物園 - バリアフリーマップ -”. barrier-free-map.com. 2019年2月25日閲覧。
- ^ a b 本数が少ないため園ホームページを参照のこと