岡田実 (アナウンサー)
日本のアナウンサー
人物
編集神奈川県横浜市出身[1]。早稲田大学政治経済学部卒業[1]。1944年、NHKにアナウンサーとして入局。スポーツアナウンサーの大御所であった志村正順のもとでスポーツ実況の訓練を受ける。当時、志村のもとで訓練を受けた若手アナウンサーに宮田輝、高橋圭三、鈴木文彌、北出清五郎、斎藤正男、松本憲夫らがいる(岡田もその後、若手アナウンサー育成に寄与)。
主にプロ野球中継で活躍したほか、ラグビー、テニス、大相撲、オリンピック中継も担当している。明朗な声で歯切れもよく、正確な描写、試合の確信を突くような分析力がうけ、アナウンサーを志望する者に多大な影響を与えた。その一人が岩佐徹(フジ→WOWOW)である。
1950年代は志村正順の全盛期であり、プロ野球中継における解説者・小西得郎とのコンビは人気を博した。そのため岡田は小西以外の解説者・松木謙治郎、石本秀一、苅田久徳らと組むことが多かった(なお、志村が引退した1960年以降は小西と組むことが増えた)。
また1951年から1954年頃にVOA(Voice of America)へ秋山雪雄や野瀬四郎とともに第一期アナとして出向し、日本語放送を担当。
その後、野球中継を中心に活動し、1975年にNHKを退職したのちはフリーアナウンサーとして、サンテレビやテレビ神奈川など、独立UHF局やラジオ日本のプロ野球中継でも活躍した。
これまでの担当番組
編集NHK時代
編集フリー転向後
編集- サンテレビボックス席(サンテレビ)
- TVKハイアップナイター(TVK)
- RUGBY STADIUM(TVK)
脚注
編集関連項目
編集岡田の野球実況時の解説陣