山田 弘明(やまだ ひろあき、1945年 - )は、日本の哲学者名古屋大学名誉教授、名古屋文理大学教授。専攻はデカルト研究。

来歴

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中国長春市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程中退。野田又夫藤沢令夫門下。1995年「デカルト『省察』の研究」で文学博士名古屋市立大学助教授、名古屋大学文学部助教授、教授、2008年定年退任、名誉教授、名古屋文理大学情報文化学部教授。2023年、瑞宝中綬章受章[1][2]

著書

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  • 『デカルト『省察』の研究』創文社 1994
  • 『『方法序説』を読む 若きデカルトの生と思想』世界思想社 1995
  • 『真理の形而上学 デカルトとその時代』世界思想社 2001
  • 『デカルト哲学の根本問題』知泉書館 2009
  • 『デカルト『方法序説』』晃洋書房(哲学書概説シリーズ)2011
  • 『デカルトと西洋近世の哲学者たち』知泉書館 2016
  • 『デカルトと哲学書簡』知泉書館 2018

翻訳

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  • 『デカルト=エリザベト往復書簡』講談社学術文庫 2001
  • ルネ・デカルト『省察ちくま学芸文庫 2006
  • ルネ・デカルト『哲学原理』ちくま学芸文庫 2009(吉田健太郎・久保田進一・岩佐宣明共訳)
  • ルネ・デカルト『方法序説』ちくま学芸文庫 2010
  • 『デカルト全書簡集』(全8巻)知泉書館、2012-2016(訳者代表)
  • ライプニッツ著作集 第II期 1 哲学書簡―知の綺羅星たちとの交歓』「サロン文化圏」工作舎(共訳)2015 ISBN 978-4-87502-463-7
  • デカルト『ユトレヒト紛争書簡集』知泉書館 2017(持田辰郎・倉田隆共訳)
  • 『デカルト数学・自然学論集』法政大学出版局 2018(訳者代表)
  • アントワーヌ・アルノー/ピエール・ニコル『ポール・ロワイヤル論理学』法政大学出版局 2021(小沢明也共編訳)
  • ニコラ・ポワソン『デカルト『方法序説』注解』知泉書館 2022(クレール・フォヴェルグ、今井悠介共訳)
  • アドリアン・バイエ『デカルトの生涯』校訂完訳版、工作舎 2022(アニー・ビトボル=エスペリエス緒論・注解、香川知晶・小沢明也・今井悠介共訳)
  • ライプニッツ『デカルト批判論集』知泉書泉 2023(町田一共編訳)
  • 『デカルト・エリザベト王女等の書簡集』フーシェ・ド・カレイユ編著、知泉書館 2023
  • 『デカルト小品集』知泉書泉 2024(吉田健太郎共編訳)

脚注

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  1. ^ 『官報』号外232号、令和5年11月6日
  2. ^ 令和5年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 22 (2023年11月3日). 2023年11月21日閲覧。