宮塚 利雄(みやつか としお、1947年7月19日 - )は、日本研究者。宮塚コリア研究所代表。元山梨学院大学経営情報学部教授[1]。専攻は朝鮮近・現代経済史

宮塚 利雄
(みやつか としお)
2015年4月18日、宮塚コリア研究所講演会にて
生誕 (1947-07-19) 1947年7月19日(77歳)
日本の旗 秋田県
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
研究分野 朝鮮近・現代経済史
研究機関 宮塚コリア研究所
出身校 高崎経済大学卒業
慶熙大学校経済学科碩士課程修了
檀国大学校経済学科博士課程修了
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

概要

編集

秋田県由利本荘市出身[2]北海道立下川商業高等学校を経て[3]、1970年高崎経済大学経済学部経済学科卒業、1976年韓国慶熙大学校大学院経済学科碩士課程(日本の修士課程に相当)修了、1980年檀国大学校大学院経済学科博士課程単位取得。1992年山梨学院大学、2015年3月同大学定年退職。在職中の2013年7月20日宮塚コリア研究所(神奈川県川崎市)開所。2015年7月19日付設資料室(山梨県甲府市)開室。

北朝鮮問題をめぐって、さまざまな日用品や生活資料を通じての実情を探る論評を行い、特に中朝国境貿易に詳しい。テレビ、新聞、雑誌等のニュース解説、執筆、講演も多数こなしている。パチンコ焼肉などにも造詣が深い。

山梨学院大学で教鞭をとる前には、間組百年史の執筆を6年ほど担当したり、韓国語講師、国際交流サービス協会(当時外務省所管)で通訳やエスコート業などへも従事した。

2020年1月、宮塚コリア研究所川崎事務所を閉所し甲府へ一本化。年3、4回定期講演会、また不定期に臨時講演会を開催している。

2022年、甲府在住30周年を迎えた。

著書

編集
  • 『北朝鮮観光』(宝島社,1992年)
  • (『北朝鮮ツアー報告』として小学館から1998年文庫本出版)
  • 『アリラン誕生』(創知社,1995年)
  • (『北と南をつなぐアリランとは何か』として小学館から2000年文庫本出版)
  • 『パチンコ学講座』(講談社,1997年)
  • 『日本焼肉物語』太田出版、1999年3月。のち一部加筆の上光文社 知恵の森文庫、2005年10月 ISBN 4334783880
  • 『北朝鮮の暮らし』(小学館,2003年)
  • 『がんばるぞ! 北朝鮮』(小学館,2004年)
  • 『北朝鮮・驚愕の教科書』(娘・寿美子との共著:文藝春秋,2007年)
  • 『北朝鮮と人々の暮らし-謎の国家 北朝鮮の姿』(風土デザイン研究所,2016年)
  • 『朝鮮よいとこ一度はおいで!―グッズが語る北朝鮮の現実』(娘・寿美子との共著:風土デザイン研究所,2018年)

機関誌

編集
  • 『チュッペ(축배)』(宮塚コリア研究所,2013年~ ISSN 2188-7543

テレビ

編集

脚注

編集
  1. ^ 経営情報学部の規定により、定年退職した教授への名誉教授称号は授与されない。
  2. ^ 宮塚 利雄”. ja-jp.facebook.com. 2019年12月1日閲覧。
  3. ^ 宮塚 利雄”. www.facebook.com. 2022年5月25日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集