宮原勇
日本の哲学者
経歴
編集長野県生まれ。1979年京都大学文学部哲学科卒業。1985年同大学院文学研究科博士課程後期研究指導認定退学[2]。1985年愛知県立大学文学部講師[3]、1988年同助教授[3]、1995年同教授[3]、1998年同外国語学部教授[3]。2008年名古屋大学大学院文学研究科教授[2]。1993-94年アレクサンダー・フォン・フンボルト財団の奨学研究員としてドイツ連邦共和国に滞在する。1997年「現代哲学におけるロゴスの問題」で京都大学博士(文学)[2][3]。京都大学へも非常勤講師として出講。2021年定年退職[2][3]。
著書
編集- 『現象学の再構築』理想社 理想哲学選書 1988
- 『ディアロゴスの現象学 対話的言語行為の構造と原理』晃洋書房 1998
- 『図説・現代哲学で考える<心・コンピュータ・脳>』丸善 京大人気講義シリーズ 2004
- 『図説・現代哲学で考える〈表現・テキスト・解釈〉』丸善 京大人気講義シリーズ 2004
- 編著
翻訳
編集- A.ゲートマン=ジーフェルト, O.ペゲラー編『ハイデガーと実践哲学』下村鍈二,竹市明弘共監訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 2001
- ジョン・R・サール『ディスカバー・マインド! 哲学の挑戦』筑摩書房 2008
- ウテ・ビュヒター=レーマー『ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル 時代に埋もれた女性作曲家の生涯』米澤孝子訳 監訳 春風社 2015
注
編集- ^ 『現代日本人名録』2002年
- ^ a b c d 『宮原勇教授 略歴・業績』名古屋大学人文学研究科、2021年3月31日。doi:10.18999/jouhunu.4.39 。2023年4月17日閲覧。
- ^ a b c d e f 鈴木真『宮原勇教授のご業績について』名古屋大学哲学会、2021年4月。doi:10.18999/nagpj.2021.7 。2023年4月18日閲覧。