大阪市立天下茶屋小学校
大阪府大阪市にある小学校
大阪市立天下茶屋小学校(おおさかしりつ てんがちゃやしょうがっこう)は大阪府大阪市西成区にある公立小学校。西成区の東部を校区とし、校区の東側は阿倍野区に接している。
大阪市立天下茶屋小学校 | |
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北緯34度38分14秒 東経135度30分05秒 / 北緯34.637139度 東経135.501417度座標: 北緯34度38分14秒 東経135度30分05秒 / 北緯34.637139度 東経135.501417度 | |
過去の名称 |
東成郡天王寺第四尋常小学校 大阪市天下茶屋尋常小学校 大阪市天下茶屋国民学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 大阪市 |
設立年月日 | 1921年1月8日 |
創立者 | 東成郡天王寺村 |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | B127210002579 |
所在地 | 〒557-0012 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
沿革
編集1921年に当時の東成郡天王寺村で4番目の小学校・東成郡天王寺第四尋常小学校として、現在地(当時・東成郡天王寺村大字天王寺字生田)に開校した。東成郡天王寺尋常小学校(現在の大阪市立晴明丘小学校)および東成郡天王寺第三尋常小学校(現在の大阪市立丸山小学校)の校区を再編する形で開校している。
1923年には東成郡天王寺第五尋常小学校(現在の大阪市立金塚小学校)の創立に伴い、従来天王寺第四(天下茶屋)小学校校区だった飛田地区を天王寺第五(金塚)小学校校区へと変更している。
天王寺村は1925年に大阪市に編入した。旧天王寺村の学校は大阪市編入を機に、従来の「天王寺+創立番号」の名称をやめて地名などを取り入れた名称に一斉に改称した。これに伴い当校も大阪市天下茶屋尋常小学校に改称している。
国民学校令の実施により、1941年には大阪市天下茶屋国民学校へ改編された。
校区は大阪市編入当初は住吉区に属していたが、1943年の大阪市の行政区の22区への分増区・境界見直しの際に西成区に編入されている。
太平洋戦争の激化により大阪市の国民学校(小学校)では1944年に学童集団疎開を実施することになった。西成区の学校では和歌山県および大阪府南部(泉州地域)が疎開先として割り当てられ、天下茶屋校は和歌山県有田郡鳥屋城村(金屋町を経て現在は有田川町)および御霊村(吉備町を経て現在は有田川町)への集団疎開を実施している。
学制改革により、1947年に現在の校名・大阪市立天下茶屋小学校へと改称している。
年表
編集- 1921年1月8日 - 東成郡天王寺第四尋常小学校として創立。
- 1923年 - 東成郡天王寺第五尋常小学校の創立に伴い、飛田を天王寺第五小学校校区へ分離。
- 1925年4月1日 - 天王寺村が大阪市に編入されたことに伴い、大阪市天下茶屋尋常小学校に改称。
- 1941年4月1日 - 国民学校令により、大阪市天下茶屋国民学校に改称。
- 1944年 - 和歌山県に集団疎開。
- 1947年4月1日 - 学制改革により、大阪市立天下茶屋小学校に改称。
- 1966年 - プール完成。
- 1984年 - 給食室と家庭科室が完成。
- 1993年 - 体育館と屋上プールが完成。
- 1994年 - 新築南校舎完成。
- 2002年 - 耐震補強工事完了、エレベーター設置。
通学区域
編集- 卒業生は大阪市立天下茶屋中学校へ進学する。
交通
編集- 阪堺電気軌道阪堺線 北天下茶屋停留場 東へ約200m。
- 南海本線・南海高野線・Osaka Metro堺筋線 天下茶屋駅 東へ約500m。
- Osaka Metro四つ橋線 岸里駅 北東へ約1km。
参考文献
編集- 東成郡天王寺村『天王寺村誌』1925年。
- 大阪市立天下茶屋小学校『天下茶屋 創立50周年記念誌』1971年。