地雷禁止国際キャンペーン

NGOの連合体

地雷禁止国際キャンペーン(じらいきんしこくさいキャンペーン、: International Campaign to Ban Landmines、略称:ICBL[2])は、対人地雷の製造と使用の廃止を目指して結成されたNGO(非政府組織)の連合体である。

地雷禁止国際キャンペーン
International Campaign to Ban Landmines
ロゴマーク
略称 ICBL
設立 1992年[1]
種類 非政府組織[2]
本部 スイスの旗 スイスジュネーヴ
Maison de la Paix, 2, Chemin Eugène-Rigot[3]
座標 北緯46度13分15秒 東経6度8分37秒 / 北緯46.22083度 東経6.14361度 / 46.22083; 6.14361座標: 北緯46度13分15秒 東経6度8分37秒 / 北緯46.22083度 東経6.14361度 / 46.22083; 6.14361
貢献地域 オタワ条約採択への貢献[2]
会員数
約1000団体[2]
ウェブサイト http://www.icbl.org/en-gb/home.aspx
テンプレートを表示
2006年1月時点のオタワ条約批准国
ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1997年
受賞部門:ノーベル平和賞
受賞理由:対人地雷の禁止および除去に対する貢献

1992年に以下のこの分野に関係ある6つの団体が地雷の廃止のために協力する目的で合意し結成された。

2003年時点までに1100を超える団体がさらに加盟している。

この活動は世界的に広がった。ダイアナ皇太子妃は有名な支持者だった。

この運動の最大の成果は、1999年に対人地雷の製造と使用を禁止する対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約(オタワ条約)が発効したことである。この条約は日本も批准した。しかしアメリカ合衆国ロシア連邦中華人民共和国は今のところ批准を拒否している。

地雷禁止国際キャンペーンとその報道官ジョディ・ウィリアムズはこの活動が評価され、1997年ノーベル平和賞を受賞した。

2011年にはクラスター爆弾に反対する国際団体クラスター爆弾連合英語版と合併し、ICBL-CMCとなった。

脚注

編集
  1. ^ Who we are”. International Campaign to Ban Landmines. 2017年10月8日閲覧。(英語)
  2. ^ a b c d 矢野武. 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンク. 2019年3月19日閲覧。
  3. ^ Contact us”. International Campaign to Ban Landmines. 2017年10月8日閲覧。(英語)

関連項目

編集

外部リンク

編集