地球以外の天体へ到達した探査機一覧

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地球以外の天体へ到達した探査機一覧(ちきゅういがいのてんたいへとうたつしたたんさきいちらん)は、地球以外の惑星 / 衛星 / 太陽系小天体などへ着陸、衝突した、またはそれらの天体の大気圏に突入した宇宙探査機の一覧である。宇宙探査機全ての一覧については宇宙探査機の一覧を参照。

1959年

1962年1964年1965年1966年1967年1968年1969年

1970年1971年1972年1973年1974年1976年

1993年1999年

2006年2008年2009年2013年

ミッション 国籍 / 運用者 着陸 / 衝突日時 注記
1959年
ルナ2号   ソビエト連邦 1959年9月13日 初の月衝突
1962年
レインジャー4号   NASA 1962年4月26日 意図的に高速衝突 / 月の裏側へ衝突したがナビゲーションに失敗
1964年
レインジャー6号   NASA 1964年2月2日 意図的に高速衝突
レインジャー7号   NASA 1964年7月31日 意図的に高速衝突
1965年
レインジャー8号   NASA 1965年2月20日 意図的に高速衝突
レインジャー9号   NASA 1965年3月24日 意図的に高速衝突
ルナ5号   ソビエト連邦 1965年5月12日 軟着陸に失敗 / 月面で損壊
ルナ7号   ソビエト連邦 1965年10月7日 軟着陸に失敗 / 月面で損壊
ルナ8号   ソビエト連邦 1965年12月6日 軟着陸に失敗 / 月面で損壊
1966年
ルナ9号   ソビエト連邦 1966年2月3日 初の軟着陸成功 / 初の月面写真
サーベイヤー1号   NASA 1966年6月2日 軟着陸
サーベイヤー2号   NASA 1966年9月23日 軟着陸に失敗 / 月面で損壊
ルナ・オービター1号   NASA 1966年10月29日  月探査機、意図的に衝突させミッション終了
ルナ13号   ソビエト連邦 1966年12月24日 軟着陸
1967年
サーベイヤー3号   NASA 1967年4月20日 軟着陸
サーベイヤー4号   NASA 1967年7月17日 降下後通信途絶
サーベイヤー5号   NASA 1967年9月11日 軟着陸
サーベイヤー6号   NASA 1967年11月10日 軟着陸
1968年
サーベイヤー7号   NASA 1968年1月10日 軟着陸
1969年
アポロ11号LM   NASA 1969年7月20日 初の有人月面着陸
ルナ15号   ソビエト連邦 1969年7月21日 月面降下後のサンプルリターンを計画 / 月面で損壊
アポロ12号LM   NASA 1969年11月18日 有人ミッション
1970年
アポロ13号第3段 (S-IVB)   NASA 1970年4月14日 月地表に衝突させ月震研究[1] / 有人着陸ミッション中止
ルナ16号   ソビエト連邦 1970年9月20日 初の自動サンプルリターン成功
ルナ17号 / ルノホート1号   ソビエト連邦 1970年11月17日 自動月面車
1971年
アポロ14号LM   NASA 1971年2月5日 有人ミッション
アポロ15号LM   NASA 1971年7月30日 有人ミッション / 月面車
ルナ18号   ソビエト連邦 1971年9月11日 サンプルリターンに失敗 / 着陸時に損壊
1972年
ルナ20号   ソビエト連邦 1972年2月21日 自動サンプルリターン
アポロ16号LM   NASA 1972年4月21日 有人ミッション / 月面車
アポロ17号LM   NASA 1972年12月7日 有人ミッション / 月面車
1973年
ルナ21号 / ルノホート2号   ソビエト連邦 1973年1月8日 自動月面車
1974年
ルナ23号   ソビエト連邦 1974年11月6日 サンプルリターンに失敗 / 着陸時に損壊
1976年
ルナ24号   ソビエト連邦 1976年8月18日 自動サンプルリターン
1993年
ひてん   ISAS 1993年4月10日 月探査機、意図的に衝突させミッション終了
1999年
ルナ・プロスペクター   NASA 1999年7月31日 月探査機、意図的な月極への衝突により月内部への震動伝播で水の存在を検知しようとするテスト(検知出来ず)を最後にミッション終了
2006年
スマート1   ESA
  スウェーデン
2006年9月3日 月探査機、意図的に衝突させミッション終了
2008年

チャンドラヤーン1号 月面衝突探査装置

  ISRO 2008年11月14日 衝突
2009年
おきな   JAXA 2009年2月12日 衝突
嫦娥1号   CNSA 2009年3月1日 意図的に衝突させミッション終了
かぐや   JAXA 2009年6月10日 意図的に衝突させミッション終了
セントール   NASA 2009年10月9日 衝突。月に水が存在することを発見。
エルクロス
2013年
嫦娥3号 / 玉兎号   CNSA 2013年12月2日 軟着陸。自動月面車を搭載。

金星

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1966年1968年1969年

1970年1972年1975年1978年

1982年1985年

ミッション 国籍 / 運用者 着陸 / 衝突日時 注記
1966年
ベネラ3号   ソビエト連邦 1966年3月1日 初の他惑星への衝突 / 金星接近前に通信途絶
1968年
ベネラ4号着陸機   ソビエト連邦 1967年10月18日 大気圧により地表衝突前に圧壊
1969年
ベネラ5号着陸機   ソビエト連邦 1969年5月16日 大気圏探査機 / 大気圧により地表衝突前に圧壊
ベネラ6号着陸機   ソビエト連邦 1969年5月17日 大気圏探査機 / 大気圧により地表衝突前に圧壊
1970年
ベネラ7号着陸機   ソビエト連邦 1970年12月15日  初の他惑星への軟着陸成功 / 地表から23分間のみ通信
1972年
ベネラ8号着陸機   ソビエト連邦 1972年7月22日 軟着陸 / 地表から50分間のみ通信
1975年
ベネラ9号着陸機   ソビエト連邦 1975年10月22日 軟着陸 / 地表から53分間のみ通信 / 初の地表画像
ベネラ10号着陸機   ソビエト連邦 1975年10月25日 軟着陸 / 地表から55分間のみ通信
1978年
パイオニア・ヴィーナス2号   NASA 1978年12月9日 4機のプローブと本体に分離し大気圏へ突入 / うち1機は衝突後も67分間通信
ベネラ12号着陸機   ソビエト連邦 1978年12月21日 軟着陸
ベネラ11号着陸機   ソビエト連邦 1978年12月25日 軟着陸
1982年
ベネラ13号着陸機   ソビエト連邦 1982年3月1日 軟着陸
ベネラ14号着陸機   ソビエト連邦 1982年3月5日 軟着陸
ベガ1号着陸機   ソビエト連邦 1985年6月11日 軟着陸 / データ送信に失敗
ベガ2号着陸機   ソビエト連邦 1985年6月15日 軟着陸

火星

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1971年1974年1976年

1997年1999年

2003年2004年2008年

ミッション 国籍 / 運用者 着陸 / 衝突日時 注記
1971年
マルス2号着陸機   ソビエト連邦 1971年11月27日  着陸時損壊し通信途絶
マルス3号着陸機   ソビエト連邦 1971年12月2日 着陸後20秒間のみデータ送信
1974年
マルス6号着陸機   ソビエト連邦 1974年3月12日 着陸後通信途絶
1976年
バイキング1号着陸機   NASA 1976年7月20日 軟着陸成功 / 初の地表画像
バイキング2号着陸機   NASA 1976年9月3日 軟着陸成功
1997年
マーズ・パスファインダー
 / ソジャーナ
  NASA 1997年7月4日 火星探査車
1999年
マーズ・ポーラー・ランダー   NASA 1999年12月3日 着陸前に通信途絶
2003年
ビーグル2   イギリス
  ESA
2003年12月25日 着陸前に通信途絶
2004年
MER-スピリット   NASA 2004年1月3日 火星探査車
MER-オポチュニティ   NASA 2004年1月25日 火星探査車
2008年
フェニックス   NASA 2008年5月25日 極点地域が生存に適しているかどうかの調査
2012年
キュリオシティ   NASA 2012年8月6日 火星探査車

その他の天体

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天体名 ミッション 国籍 / 運用者 着陸 / 衝突日時 注記
エロス NEARシューメーカー   NASA 2001年2月12日 周回探査のみを行う計画だったが、延長ミッションとして着陸を試み成功 / 小惑星地表から16日間に渡ってデータ送信を行う
木星 ガリレオ   NASA 1995年12月7日
2003年9月21日
1995年12月7日:大気圏突入観測機
2003年9月21日:軌道周回観測機
軌道周回観測および意図的な観測機の大気圏突入により木星大気圏内で崩壊に至る様子を観察した(最終的には軌道周回観測機も機体に付着している微生物がエウロパを汚染することを防ぐために木星へ突入・崩壊させた)。
土星 カッシーニ   NASA 2017年9月15日[2] 付着している可能性のある微生物類を衛星に持ち込まないための処置として、意図的に突入・崩壊させた。
タイタン ホイヘンス・プローブ   ESA
  NASA
  ASI
2005年1月14日 軟着陸成功
テンペル第1彗星 ディープ・インパクト衝突体   NASA 2005年7月4日 衝突
イトカワ はやぶさ   JAXA 2005年11月20日
2005年11月26日
はやぶさ本体は11月20日にアクシデントで約30分、11月26日にサンプルリターン計画[3]の一環で約1秒ほど存在したが、その後飛び立ち地球に帰還したため現在は存在しない。

なお、ターゲットマーカーは現在も存在している。

リュウグウ はやぶさ2   JAXA 2019年2月22日 はやぶさ2本体はサンプル採取のため数回に渡って着地したが、2019年11月13日に地球への帰還フェーズに移行し、現存しない。

小型ローバー「ミネルバII」2台や「マスコット」、ターゲットマーカーは現在も存在している。

注記:1989年にフォボス計画火星の衛星フォボスへの着陸を計画したが成功していない。

脚注

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  1. ^ "The Sky is Falling"、NASA、April 28、2006
  2. ^ Cassini End of Misson Timeline”. NASA. 2017年10月15日閲覧。
  3. ^ 「はやぶさ」試料回収カプセルの再突入結果について(速報)” ({{{1}}} (PDF)). JAXA (2010年6月16日). 2010年6月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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