国道452号
北海道を通る一般国道
国道452号(こくどう452ごう)は、北海道夕張市から旭川市に至る一般国道である。
一般国道 | |
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国道452号 | |
地図 | |
総延長 | 121.6 km |
実延長 | 110.3 km |
現道 | 110.1 km |
制定年 | 1993年(平成5年) |
起点 | 北海道夕張市(北緯42度56分19.62秒 東経142度2分28.91秒 / 北緯42.9387833度 東経142.0413639度) |
主な 経由都市 |
北海道芦別市 |
終点 | 北海道旭川市 西神楽1線18号交差点(北緯43度39分59.14秒 東経142度24分21.81秒 / 北緯43.6664278度 東経142.4060583度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道274号 国道38号 国道237号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集路線データ
編集歴史
編集北海道道4路線(北海道道514号夕張平取線の一部、北海道道907号夕張芦別線、北海道道119号油谷芦別停車場線、北海道道1072号旭川美瑛芦別線)が昇格して一般国道となった。
国道指定当初は、一部に未舗装区間(ダート)を残していたが、やがて舗装化されていった[6]。
年表
編集路線状況
編集通称
編集- 夕張国道[8]
重複区間
編集- 国道38号(芦別市北5条東1丁目・北5条東1丁目交点 - 芦別市北3条東1丁目)
未開通区間
編集- 北海道芦別市幌内 - 北海道上川郡美瑛町五稜
このうち美瑛町五稜の側は通行止めゲートがあるところから接続する道路がない。未開通区間のうち芦別側は盤の沢道路、美瑛側は五稜道路としてそれぞれ事業化されている[9]。事業は2030年度までを見込んでおり[10]、芦別市と旭川市にまたがる区間は2014年(平成26年)4月21日に道路区域決定された[11]。
道路施設
編集橋梁
編集- 紅葉山橋(夕張川)
- 清沼橋(夕張川)
- 千年橋(シューパロ湖)
- 常盤橋(シューパロ湖)
- 宝橋(シューパロ湖)
- 緑橋(シューパロ湖)
- 栄橋(シューパロ湖)
- 北栄橋(夕張川)
- 桂沢大橋(幾春別川・桂沢湖)
- 桂竜橋(上一の沢川・桂沢湖)
- 希望橋
- 緑泉大橋(芦別川)
- 炭山川橋(炭山川)
- 星の降る里大橋(空知川)
- 旭橋(空知川、廃止) - 芦別市内に位置した。鋼3径間連続鈑桁橋として1953年(昭和28年)に建設されたが老朽化や幅員狭小のため、星の降る里大橋が代替として建設され[12]、振動実験や載荷実験等を行ったのちに撤去する予定としていた[13]。その後も吊橋の人道橋はしばらく撤去されずにとしては利用されていた[14]ものの、2018年(平成30年)に撤去工事が行われた[15]。
- 旭橋(辺別川) - 美瑛町・旭川市の境界に位置する。旭川市街地の石狩川に架かる「旭橋」とは異なる。
トンネル
編集- シューパロトンネル 2,310 m
- 三夕トンネル 456.8 m
- 桂沢トンネル 375 m
- 三芦トンネル 455 m
- キムントンネル 200 m
道の駅
編集- 空知総合振興局
- スタープラザ芦別(芦別市)
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集空知総合振興局
- 夕張市
- 国道274号 : 紅葉山(紅葉山起点)
- 北海道道750号真谷地沼の沢停車場線 : 沼ノ沢(沼ノ沢交点)
- 北海道道1008号夕張長沼線 : 南清水沢3丁目(南清水沢3丁目交点)
- 北海道道38号夕張岩見沢線 : 清水沢1丁目(清水沢1丁目交点)
- 北海道道1008号夕張長沼線 : 清水沢3丁目(清水沢3丁目交点)
- 北海道道136号夕張新得線 : 南部東町(南部東町交点)
- 三笠市
- 北海道道116号岩見沢三笠線 : 桂沢(桂沢湖交点)
- 芦別市
- 北海道道135号美唄富良野線 : 芦別、芦別 ※美唄方向建設中
- 北海道道115号芦別砂川線 : 西芦別町(西芦別町交点)、本町(芦別橋交点)
- 国道38号 : 北5条東1丁目(北5条東1丁目交点)、北3条東1丁目
- 北海道道978号野花南芦別線 : 旭町(旭町交点)
- (この間事業中)
上川総合振興局
- 上川郡美瑛町
- 北海道道580号美馬牛神楽線 : 五稜(五稜交点)
- 旭川市
- 国道237号・北海道道68号旭川空港線 : 西神楽1線18号(西神楽1線18号・西神楽2線18号、終点)
沿線
編集- 夕張シューパロダム
- 桂沢ダム
- 三段滝
- 芦別温泉
- カナディアンワールド
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年4月29日閲覧。
- ^ 「北海道の各種防災計画について - 北海道総務部危機対策局危機対策課」ページの北海道雪害対策実施要綱 資料内で、「除雪路線(平成27年11月1日現在)(1)北海道開発局所管」として、「452号 夕張市紅葉山471番4(274号交点)」の表記があり、国道274号交点の地点名が明示されている。
- ^ 「北海道の各種防災計画について - 北海道総務部危機対策局危機対策課」ページの北海道雪害対策実施要綱 資料内で、「除雪路線(平成27年11月1日現在)(1)北海道開発局所管」として、「452号 旭川市西神楽1線18号390番20(237号交点)」の表記があり、国道237号交点の地点名が明示されている。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年4月29日閲覧。
- ^ 佐藤健太郎『国道者』新潮社、2015年11月25日、24頁。ISBN 978-4-10-339731-1。
- ^ “一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(平成4年4月3日政令第104号)”. 法庫. 2013年4月29日閲覧。
- ^ 昭文社 2006, pp. 24, 32.
- ^ “一般国道452号盤の沢道路・五稜道路 再評価原案準備書説明資料” (PDF). 国土交通省北海道開発局. 2013年4月29日閲覧。
- ^ “一般国道452号 盤の沢道路・五稜道路 再評価原案準備書説明資料 令和2年度”. 北海道開発局. 2021年9月2日閲覧。 事業開始が平成5年度(1993年度)、事業期間が38年となっているため、事業期間は2030年度までとなる。
- ^ “道路に関する件(平成26年4月21日北海道開発局告示第71号)”, 官報 (国立印刷局) 号外89号: p. 30, (2014年4月21日)
- ^ 鎌田将慶; 立花昇; 榎木利弘 (1999年2月1日), 星の降る里大橋の施工について, 寒地土木研究所 2023年1月12日閲覧。
- ^ 飯田稔規; 林公悦; 岡田慎哉 (2009年2月25日・26日), 撤去橋梁を活用した臨床研究の取り組みについて~一般国道452号芦別市 旭橋を活用した調査研究~, 寒地土木研究所 2023年1月12日閲覧。
- ^ “旭橋歩道橋の撤去に係る説明会について”. 芦別市 (2015年2月2日). 2023年1月12日閲覧。
- ^ “一般国道452号 芦別市 旭橋歩道橋撤去外一連工事”. 北谷組. 2023年1月12日閲覧。
参考文献
編集- 昭文社 (2006), ツーリングマップル 北海道 (2006年3版4刷 ed.), 昭文社