占冠駅
北海道勇払郡占冠村にある北海道旅客鉄道の駅
占冠駅(しむかっぷえき)は、北海道勇払郡占冠村占冠にある[1]、北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の駅である。事務管理コードは▲132145[4][5]。駅番号はK21。
占冠駅 | |
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駅舎(2022年6月) | |
しむかっぷ Shimukappu | |
所在地 | 北海道勇払郡占冠村占冠[1] |
駅番号 | ○K21 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石勝線 |
キロ程 | 77.3 km(南千歳起点) |
電報略号 | シム[2] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
22人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1981年(昭和56年)10月1日[1][3] |
備考 | 簡易委託駅 |
歴史
編集- 1981年(昭和56年)10月1日:日本国有鉄道の駅として開業[1][3]。旅客のみ取扱い。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となり[6]、簡易委託化。占冠村が駅業務を受託。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[3]。
- 1995年(平成7年)度:石勝線・根室線高速化工事に伴い同年度に構内改良[7]。
駅名の由来
編集→「占冠村 § 村名の由来」を参照
駅構造
編集単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。占冠村が業務を行う簡易委託駅(新夕張駅管理)。駅舎の半分は追分保線所占冠保線管理室となっている。ホームの移動は跨線橋を使う。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■石勝線 | 上り | 札幌方面 |
2 | 下り | 帯広・釧路方面 | |
3 | (臨時ホーム) |
- 2番線は新得方・南千歳方双方に出発信号機があり、折り返し運転が可能である。
-
待合室(2022年6月)
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1番線ホーム(2022年6月)
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2・3番線ホーム(2022年6月)
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跨線橋(2022年6月)
利用状況
編集乗車人員の推移は以下の通り。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで1日平均乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
近年、石勝線の特急停車駅では唯一、過去5年間の各調査日における平均乗車人員が10名を切っている状況が続いている。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1992年(平成 | 4年)(1.0) | [8] | 1日平均乗降人員2人 | ||
2015年(平成27年) | 「10名以上」 | [JR北 3] | |||
2018年(平成30年) | 「10名以下」 | [JR北 4] | 2016年は台風被災により運休が発生したため、2016年を除いた4年間で算出。以下同様。 | ||
2019年(令和元年) | 「10名以下」 | [JR北 5] | |||
2020年(令和 | 2年)「10名以下」 | [JR北 6] | |||
2021年(令和 | 3年)「10名以下」 | [JR北 7] | |||
2022年(令和 | 4年)「10名以下」 | [JR北 8] |
駅周辺
編集占冠村の主要駅にあたるが、市街は駅から鵡川を挟んで2kmほど南方に形成されており、駅前には物産館などしかない。
駅前側
編集- 村営占冠村物産館[9]
- 国道237号
- 北海道道136号夕張新得線
- 鵡川
市街
編集- 占冠村役場
- 道の駅自然体感しむかっぷ
- 道東自動車道占冠インターチェンジ
- 富良野警察署占冠駐在所
- 占冠郵便局
- 旭川信用金庫占冠出張所
- ふらの農業協同組合(JAふらの)占冠出張所
バス路線
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e 渡辺節雄(国鉄建設局線増課)「国鉄・石勝線の開業について」『鉄道ピクトリアル』第31巻第12号(通巻第397号)、電気車研究会、1981年12月1日、13 - 18頁、doi:10.11501/3294531、ISSN 0040-4047。
- ^ “道央の新しい動脈 石勝線 プロフィールと撮影ガイド”. 鉄道ジャーナル 16 (1(通巻179)): 22-27. (1982-01-01).
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、15頁。
- ^ 日本国有鉄道旅客局 編『日本国有鉄道 停車場一覧』日本国有鉄道、1985年9月20日、189頁。doi:10.11501/12065988。ISBN 4-533-00503-9 。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045、ISSN 0915-9231。
- ^ 二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、97頁。ISBN 4-09-395401-1。
- ^ 北海道占冠村役場 (2022年2月25日). “占冠村物産館 | 企画商工課”. 北海道占冠村. 2023年9月17日閲覧。
JR北海道
編集- ^ 『【社長会見】一部特急列車の「全車指定席化」と「おトクなきっぷ」のリニューアル等について〜より安心で快適な列車、おトクで便利な商品体系に生まれ変わります〜』(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年11月15日 。2023年11月15日閲覧。
- ^ 『2024年3⽉ダイヤ改正について』(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月15日 。2024年1月6日閲覧。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2018年2月18日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月7日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2021年9月30日). 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月1日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道. 2022年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月9日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2023年). 2023年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月26日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 占冠|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company