南榎町
東京都新宿区の町名
南榎町(みなみえのきちょう)は、東京都新宿区の町名[5]。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示未実施。
南榎町 | |
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町丁 | |
北緯35度42分05秒 東経139度43分44秒 / 北緯35.701472度 東経139.728781度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 新宿区 |
地域 | 牛込地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 1,412 人 |
世帯数 | 707 世帯 |
面積([2]) | |
0.053442065 km² | |
人口密度 | 26421.13 人/km² |
郵便番号 | 162-0852[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 練馬 |
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概要
編集新宿区の北東部に位置する。牛込地域に属し、牛込の名を冠して牛込南榎町とも呼ばれる。地域北部は、榎町に接する。北東部から東部は、矢来町に接する。南東部は北山伏町に接する。南部は市谷山伏町に接する。西部は弁天町に接する(地名はいずれも新宿区)。地域内は、低層住宅が並ぶ。
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)7月1日の地価調査によれば、南榎町70番2の地点で78万円/m2となっている[6]。
歴史
編集泉鏡花旧居跡:明治から昭和初期にかけて、日本文学に大きな業績を残した小説家泉鏡花が居住していた。 南榎公園の隣には、徳川家康に仕えた儒学者林羅山を筆頭とした林氏の史跡がある。 久保田万太郎や菊池寛、和田芳恵ら住んでいた[7]。また、イデア書院(のちの玉川学園出版部)や成城学園後援会出版部などもあった[8]。
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
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1995年(平成7年)[9] | 1,253
|
2000年(平成12年)[10] | 1,329
|
2005年(平成17年)[11] | 1,319
|
2010年(平成22年)[12] | 1,192
|
2015年(平成27年)[13] | 1,360
|
2020年(令和2年)[14] | 1,469
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[9] | 565
|
2000年(平成12年)[10] | 609
|
2005年(平成17年)[11] | 616
|
2010年(平成22年)[12] | 590
|
2015年(平成27年)[13] | 695
|
2020年(令和2年)[14] | 778
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2018年8月時点)[15]。
- 区域 : 全域
- 小学校 : 新宿区立市谷小学校
- 中学校 : 新宿区立牛込第一中学校
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]。
- 事業所数 : 17事業所
- 従業員数 : 35人
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[17] | 16
|
2021年(令和3年)[16] | 17
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[17] | 31
|
2021年(令和3年)[16] | 35
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施設
編集- 新宿区立南榎公園
出身・ゆかりのある人物
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年2月4日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “南榎町の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 13 東京都』、角川書店、1991年再版、P879
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
- ^ 『ふるさと文学館』第15巻 ぎょうせい 1995、720ページ
- ^ 両社出版物奥付
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “通学区域”. 新宿区 (2018年8月13日). 2024年2月4日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。
参考文献
編集- 犯罪事件研究倶楽部編著『日本凶悪犯罪大全』文庫ぎんが堂、2011年。
関連項目
編集- 斎藤勇東大名誉教授惨殺事件 - 1982年、東大名誉教授の斎藤勇が南榎町の自宅で自身の孫に殺害された事件。