北バスターミナル (バンコク)
北バスターミナル(きたバスターミナル)またはモーチット・マイ(Mo Chit Mai, หมอชิดใหม่)またはモーチット2(หมอชิต 2)は、タイ王国のバンコク・チャトチャック区にあるバスターミナルである。英語表記では「BANGKOK BUS TERMINAL (CHATUCHAK)」になる。
北バスターミナル สถานีขนส่งผู้โดยสารกรุงเทพ (จตุจักร) | |
---|---|
長距離バスターミナル | |
バスターミナル外観 | |
別名 | モーチット・マイ(タイ語: หมอชิตใหม่) |
所在地 |
タイ バンコク・チャトチャック区 |
座標 | 北緯13度48分48秒 東経100度32分55秒 / 北緯13.81333度 東経100.54861度座標: 北緯13度48分48秒 東経100度32分55秒 / 北緯13.81333度 東経100.54861度 |
所有者 | The Transport Co., Ltd. |
歴史 | |
開業 | 1998年4月18日 |
概要
編集タイ北部や東北部に行く長距離バスが主に発着する。1階と3階が切符売り場でコンビニ、レストラン等が入っており、2階はオフィスとなっている。バス乗り場、ターミナルビル自体もかなり広く、移動に10分程度かかることもある。
アクセス
編集BL12 カムペーンペット駅(2004年開業)、 RN02 チャトゥチャック駅(ダークレッドライン、2021年開業)の開業により、BTS開業時の最寄り駅 N8 モーチット駅よりはわずかに近くなったものの大差なく、依然、鉄道でのアクセスは困難であり、タクシーもしくは路線バスの利用が望ましい。バンコク中心部からはタクシーで15分程度かかる。
再移転計画
編集後述の通り、旧ターミナルの位置にはBTSスカイトレインの車両基地が現存しているが、実際には遊休地があり、現在駐車場となっている。この土地を利用してバスターミナル機能をもった複合施設を整備する計画が存在する。COVID-19蔓延による影響で計画が停滞しているが、報道によれば2023年に入札が実施され、約5年の建設期間を経て供用開始される見込み[1]。
歴史
編集もともと旧モーチットバスターミナルはカムペーンペット通りに面していたが、住民運動により行き場を失っていたBTSスカイトレインの車両基地用地確保のため現在の位置に移転[2]、1998年4月8日より営業開始した[3][4]。
目的地
編集- 東北部(イサーン)
- ナコーンラーチャシーマー(コラート)
- コンケン
- ウドーンターニー
- ノンカーイ
乗り入れているバス会社
編集- 公共輸送公社
接続している路線
編集バス(バンコク都内): 3,16,49,77,96,104,134,136,138,145,157,170,509,517,529,536
脚注
編集- ^ “ปรับแบบคอมเพล็กซ์หมอชิต โปรเจ็กต์อืดพื้นที่พัฒนาหดที่ดินหาย 1 ไร่” (タイ語). プラチャーチャート・トゥラギット (2021年2月27日). 2022年1月12日閲覧。
- ^ 柿崎一郎『王国の鉄路』京都大学学術出版会、2010年、320頁。
- ^ “History” (英語). transport.co.th. The Transport Co., Ltd. (2017年6月8日). 2022年1月12日閲覧。
- ^ “ย้อน "หมอชิตเก่า" เล่าความหลัง หาเหตุผลย้าย "หมอชิตใหม่" อีกครั้ง” (タイ語). タイ・ラット (2017年6月7日). 2022年1月12日閲覧。