井筒 (相撲)
日本の相撲の年寄名跡
井筒(いづつ)は、日本相撲協会の年寄名跡のひとつ。初代・井筒が四股名として名乗っていたもので、その由来は定かではない。現在は、15代井筒だった元関脇・逆鉾の福薗好昭の遺族が所有しており、将来的に娘婿にあたる志摩ノ海航洋が継承する可能性が高いと見られている[1][2][3]。
井筒の代々
編集- 代目の太字は、部屋持ち親方。
代目 | 引退時しこ名 | 最高位 | 現役時の所属部屋 | 襲名期間 | 備考 |
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初代 | 井筒万五郎 | --- | --- | ||
2代 | 井筒万五郎 | --- | --- | ||
3代 | 井筒万吉 | 十1 | --- | ||
4代 | 越ヶ濱浦右衛門 | --- | 浦風部屋 | 1843年-1853~1858年 | |
5代 | 平石七太夫? | 関脇 | 雷部屋 | 1869年頃-1873年? | 8代音羽山に名跡変更 |
6代 | 井筒菊治郎 | 前4 | 雷-音羽山-井筒部屋 | 1879年1月-1887年6月(死去) | 二枚鑑札 |
7代 | 中田川文蔵 | 下26 | 高砂部屋 | 1891年5月-1896年1月(廃業) | |
8代 | 西ノ海嘉治郎 (初代) | 横綱 | 鯨波(京都)-高砂部屋 | 1896年1月-1908年11月(死去) | |
9代 | 西ノ海嘉治郎 (2代) | 横綱 | 井筒-関ノ戸-井筒部屋 | 1909年3月-1931年1月(死去) | 二枚鑑札 |
10代 | 星甲実義 | 前2 | 井筒部屋 | 1931年3月-1944年9月(死去) | |
11代 | 鶴ヶ嶺道芳 | 前2 | 井筒-双葉山-時津風部屋 | 1947年6月-1972年3月(死去) | |
12代 | 星甲良夫 | 前4 | 井筒部屋 | 1972年7月-1974年7月 | 7代陸奥に名跡変更 |
13代 | 北の富士勝昭 | 横綱 | 出羽海-九重部屋 | 1974年7月-1977年11月 | 12代九重に名跡変更 |
14代 | 鶴ヶ嶺昭男 | 関脇 | 井筒部屋 | 1977年12月-1994年4月(停年(定年)退職) | |
15代 | 逆鉾昭廣 | 関脇 | 井筒部屋 | 1994年4月-2019年9月(死去) | |
16代 | 豊ノ島大樹 | 関脇 | 時津風部屋 | 2020年4月-2023年1月(退職) | 一時的襲名 |
17代 | 明瀬山光彦 | 前12 | 木瀬-北の湖-木瀬部屋 | 2023年8月- | 一時的襲名 |
関連項目
編集出典
編集- ^ 先代井筒親方の年寄株の行方は? 長女が志摩ノ海と「スピード婚約」で情勢が変化(1/2ページ) デイリー新潮 2021年12月24日 (週刊新潮 2021年12月23日号掲載、2023年1月15日閲覧)
- ^ 先代井筒親方の年寄株の行方は? 長女が志摩ノ海と「スピード婚約」で情勢が変化(2/2ページ) デイリー新潮 2021年12月24日 (週刊新潮 2021年12月23日号掲載、2023年1月15日閲覧)
- ^ 親方辞めてタレント転身 豊ノ島、年寄株めぐる裏事情 無念の退職に「育てていただいたので、本来なら最後まで協会のために…」 zakzak 2023.1/5 11:53 (2023年1月15日閲覧)