中華ソビエト共和国の国旗
中華ソビエト共和国の国旗は、赤地に中華ソビエト共和国の国章を配置したものである。縦横比は18:25。
中華ソビエト共和国の国章は、地球の上に鎌と槌を描き、周りをコムギ、イネで囲い、上部には五芒星を配置する。その周囲の上部に国名の「中華蘇維埃共和國(中華ソビエト共和国)」、下部に標語の「全世界無產階級和被壓迫的民族聯合起來(万国の労働者・被抑圧民族団結せよ!)」を置くものである[1]。「地球の上に鎌と槌」を描く点はソビエト連邦の国章に類似するが、地球がコムギだけでなく、イネの穂で囲まれている特徴がある。
用途及び属性 | ?? |
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縦横比 | 18:25 |
制定日 | 1931年 |
使用色 |
中華ソビエト共和国の国章 | |
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詳細 | |
使用者 | 中華ソビエト共和国 |
クレスト | 五芒星 |
トース | コムギ、イネ |
盾 | 鎌と槌を上に描いた地球 |
モットー | 中: 中華蘇維埃共和國、中: 全世界無產階級和被壓迫的民族聯合起來 |
軍旗
編集初期の紅軍の軍旗は、赤旗の中心に白い五芒星を置き、その中に鎌と槌を置き、左端に白い帯を配し、その中に「中國工農紅軍(中国工農紅軍)」と書くものであった。1934年1月の「国旗、国章及び軍旗に関する第二次全国ソビエト大会の決定」において、「軍旗は赤地で横5尺、縦3尺6寸で、中央に交差した鎌と槌を置き、旗竿側上部に黄色の五芒星を配置」したものとされた[1]。
共産党革命根拠地の旗
編集中華ソビエト共和国が成立する以前の中国共産党革命根拠地では、中国共産党の党旗が使用されていた。
ギャラリー
編集脚注
編集- ^ a b 国旗、国章及び軍旗に関する第二次全国ソビエト大会の決定(中国語)