ワーナー・レコード
(ワーナー・ブラザース・レコードから転送)
ワーナー・レコード(Warner Records)は、アメリカのレコード会社。1958年にワーナー・ブラザース映画の子会社として設立された。現在はワーナー・ミュージック・グループの中核レーベルのひとつである。
ワーナー・レコード | |
---|---|
親会社 | ワーナー・ミュージック・グループ |
設立 | 1958年3月19日 |
設立者 | ジャック・ワーナー |
現況 | 発売中 |
販売元 | ワーナー・ミュージック・グループ ( アメリカ合衆国) ワーナーミュージック・ジャパン[注釈 1] ( 日本) |
国 | アメリカ合衆国 |
沿革
編集- 1958年 ワーナー・ブラザース映画により設立される。
- 1960年 フランク・シナトラとの共同出資でリプリーズ・レコードを設立。
- 1963年 フランク・シナトラから株式譲渡を受け、リプリーズ・レコードを完全子会社化。
- 1967年 親会社ワーナー・ブラザース映画がセブンアーツに買収される。
- 1969年 キニー・コーポレーションがセブンアーツを買収。
- 1970年 キニーがエレクトラを買収。後にキニーはワーナー・コミュニケーションズと改名。音楽部門はWarner, Elektra, Atlanticの頭文字を取って“WEA”と名付けられる。
- 1989年 ワーナー・コミュニケーションズと出版社タイムが合併し、タイム・ワーナーに改名 。
- 2001年 タイム・ワーナーとAOLが合併し、AOLタイム・ワーナーに改名 。
- 2003年 AOLタイム・ワーナーが社名をタイム・ワーナーに戻す 。
- 2004年 タイム・ワーナーの財務体質を改善するため、ワーナー・ミュージック・グループ(WEA)が投資家グループに売却される。
- 2011年 米コングロマリットのアクセス・インダストリーが経営権を掌握、WEAの親会社となる。
- 2019年 ワーナー・ブラザース・レコードがワーナー・レコードに名称を変更。
主なアーティスト
編集サブレーベルの所属アーティストは含まず。
注:過去に所属していたアーティストも含む。
旧ワーナー・ブラザースの邦楽アーティスト
編集1970年代、ワーナー・ブラザースの配給権を保持していたワーナー・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)により、同レーベルから発売された邦楽アーティスト。
- アグネス・チャン
- なぎら健壱
- 山本正之
- 狩人
- 小林幸子
- スターダスト☆レビュー
- 加藤和彦
- 矢沢永吉
- 西川のりお・上方よしお
- 横須賀昌美
- 吹田明日香
- 少年隊
- 中村繁之
- ニャンギラス
- 森高千里
- 和田アキ子
- 橋本美加子
- 志賀真理子
- 香西かおり
など
サブレーベル
編集※消滅したレーベルも含める。
- リプリーズ(Reprise Records) - フランク・シナトラによって設立。
- サイアー(Sire Records)
- ダークホース(Dark Horse Records) - ジョージ・ハリスンによって設立。設立当初の配給はA&Mであった。
- ダック(Duck Records) - エリック・クラプトンによって設立。
- ペイズリー・パーク(Paisley Park Records) - プリンスによって設立。
- マヴェリック(Maverick Records) - マドンナによって設立。
脚注
編集注釈
編集- ^ 日本国内での実際の販売元はソニー・ミュージックソリューションズ